◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 不意打ちの第六回 | ねこバナ。

◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 不意打ちの第六回

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ぴーぴー、ががー。
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」

ずんずんすたたた

M「みなさん、メリークリスマース!」
K「あれ!? 今年もう終わりじゃなかった? 仮想番組、佳(Kei)とマルコの」
M・K「マタタビれいでぃおー!」

M「今日もハモったね」
K「突然の出番なんで焦りましたよ」
M「いったいどうしたのにゃ」
K「いやそれは、突然やりたくなっちゃったんですよ」
M「と、とゆうわけで、今日も始まってしまいましたこのいい加減な番組」
K「ハイパー猫マルやんと、その忠実なる下僕佳(kei)が、不定期にお送りしてまいります」
M「クリスマスもやっぱりいい加減にゃのね」
K「もちろんです、ネット上に溢れている猫情報を拾い集めて、それをブログのネタにしちまおうっていうアコギな番組なんでございますよ」
M「予告もなしに放送しちゃダメなのにゃ」
K「大丈夫ですっ。そこはそれ、いい加減なのは皆さんご存知ですから。」
M「ほんとかにゃ~。実は呆れてるんじゃにゃいかにゃ~」
K「じ、実はちょっと心配です...」

  *   *   *   *   *

K「さて、先日から、たくさんのプレゼントいただいて、もう感謝感激雨アラレでございます」
M「ウレシイ限りなのにゃ」
K「そりゃそうでしょう。ふだん食べられないおやつをいっぱいもらって」
M「むふふ~、下僕二号の実家のミーちゃんと、はんぶんこしたのにゃ」
K「改めて御礼申し上げます。ありがとうございます!」
M「ぺこりにゃ~」
K「昨日もまた、プレゼントいただいたんですよ」
M「シャイな送り主さんのおっしゃるとおり、ひかえめにご紹介なのにゃ」




$ねこバナ。-おくりもの


K「どうですか。思わずムフフでございますよ」
M「手ぬぐいにポストカード、ほかにもいろいろ...ボクのおやつも...」
K「とてもウレシイです! 送り主様、ありがとうございます!」
M「ぺこりにゃ~~」

K「そうそう、今日、いせきあいさんとガーガちゃんから、クリスマスカードが届いたんですよ!」
M「えっ、あのゆうめいな」
K「そうです。こないだ絵本を買わせていただいたのです。なごみますよね~」
M「かわいいよにゃ~」
K「ではご覧いただきましょう、こちら!」





ねこバナ。-ガーガちゃんクリスマスカード


M「おお~、きゃわいいにゃ~~」
K「ですよね~~」
M「ガーガちゃんサンタの袋には、ハートがいっぱいなのにゃ」
K「私達も、いつも元気をもらってますからね。いや本当にウレシイのです」
M「あいしゃん、ガーガちゃん、ありがとうなのにゃ~」
K「これからもどうぞよしなに~~」

  *   *   *   *   *

M「さて、本編いくかにゃ。きょうはニュースはお休みなのにゃ」
K「はい、世に溢れる猫グッズから、素敵な奇妙な面白なものをご紹介。猫グッズサーチ!」

じゃじゃん!

K「今日ご紹介するのは、こちら!」



縁起の良い純金箔貼りのお箸と箸置きがセットで登場☆金箔縁起膳「招金猫」
金箔屋本舗 Gold Shop(楽天市場)


M「ひょえ~、赤に金色なんて、おめでたい感じのお箸だにゃ~」
K「そうなんです。そしてこれ、にゃんこの箸置きが付いてるんですよ」
M「えっ、そうにゃの?」
K「ちょっと拡大してみましょうか...」

ねこバナ。-箸置き

M「おお! にゃんこが金箔だっこしてるにゃ~」
K「年始のお客様用に、こういうのあるといいですよね~」
M「下僕一号! うちも買うのにゃ」
K「え? うちはお客さん来ませんから大丈夫ですよ」
M「そんにゃ~。お客さんがいっぱい来たら、おとしだまいっぱいもらえるのに~」
K「マルやん、お年玉狙いなんですか...」
M「あったりまえなのにゃ。それでおもちゃをいっぱい買うのにゃ。むふふ」
K「...でも結局、まるめた紙が好きなんですよね...」
M「何か言ったかにゃ?」
K「いえ何も」
M「それにしても、ボクちんのお正月、きっとおいしいものが...」
K「マルやんはダメですよ。すぐおなかこわすんだから、いつものごはんとヨーグルトですっ」
M「え~ケチ~。ゴン先生のお供えは豪華にゃのに」
K「そりゃあ、ゴン先生は格が違いますからっ。ホタテ貝柱に、カニかま、田作りは必須です」
M「うわー、んまそう! 下僕一号! ボクにもチョーダイ」
K「だからお腹こわすからダメですって」
M「あうう、サベツなのにゃ」
K「何度言ってもわかってもらえない..うう。下僕はつらいなあ」
M「ともかく、たくさんお客が来るように、下僕一号! センデンしてくるのにゃ」
K「そんなこといって、マルやん、お客さんが来たら、ちゃんとお相手してくれますか?」
M「はうっ」
K「ビビって籠の中でふるふる震えてるの誰でしたっけ~」
M「うわー! そ、それはないしょなのにゃ~」
K「内緒って、マルやん、もうみんな知ってますよ」
M「ムキー! ボクのハズカシイことをネタにしたにゃ!」
K「いやネタにしなくても現に...」
M「怒りのネコパンチにゃ! くらえ~~~~~」
K「なっ、ちょっ、つつつ爪がひっかかる! うああああああっ」

どたんばたんどすん

ぴーーーー

「しばらくそのままでおまちください」

  *   *   *   *   *

M「ぜえぜえぜぇ」
K「マルやん、結局私のセーターにひっかかって、そこらじゅう転げ回っただけじゃないですか...」
M「ぐうう、ふ、不覚なのにゃ」
K「こんなマルやんです。皆さん、今後ともよしなに」
M「ら、来年こそはもっとちゃんとネコパンチをっ」
K「そんな向上心、発揮せんでもようございます...」

  *   *   *   *   *

K「さて、すっかりお正月気分なグッズをご紹介しましたが、今日はまだクリスマス」
M「そうそう、だから曲はクリスマスの曲なのにゃ」
K「そうです、曲を二曲ご紹介いたしますよ」
M「今日はどんな曲?」
K「はい、まず一曲目、YouTubeにアップされている動画から、ブルース・エヴァンスで「The Cat Carol」どうぞ」


<※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ!>

※なんちゃって和訳※

猫はあったかいおうちに入りたかった
でも誰も猫を入れてくれない
クリスマスイブ、外は寒い
猫は何度も何度もドアのそばでないた。

猫はあったかいあったかいおうちに入れてもらえなかった
猫のちいさな泣き声は知らんぷりされた
今年いちばんの吹雪
猫には隠れるところがない

そこに一匹のあわれなネズミがやってきた
ネズミは雪のせいで帰り道を見失ってしまった
ネズミはもうさいご ほとんど凍りついてしまった
猫はその手でネズミを持ち上げた

猫は言った かわいそうなネズミ、怖がらないで
なぜって今日はクリスマスイブだもの
こんな寒い夜 私達 友達が必要よね
傷付けたりしないわ そばにいらっしゃい

猫は吹きだまりに小さな穴を掘った
そこは彼等が夜を過ごす場所
猫は憐れな友人を 身体を丸めて包んだ
寒さから彼を守るために

夜の終わりに近付いた頃 サンタがやって来た
トナカイは鳴き出した
そして雪の中に倒れている猫を見つけた
猫はもう死んでいるのだと判った

猫を凍った地面から持ち上げた
そして、そりの中に置いた
その時だった くるまれたネズミが見えた
猫はネズミを 毛皮で温めていたのだ

ああサンタさん 見つけてくれてありがとう
やさしい猫さん 起きて ぼくたち助かったんだよ
ごめんねネズミや 猫はもう死んでしまった
わしたちはどうすることもできないよ

ああ クリスマスイブに猫はおまえにいのちをくれたんだ
何よりもすばらしい贈り物を
サンタは猫を 夜空に持ち上げた
そして星ぼしの中に 猫を休ませるために横たえた

かわいいネズミや 泣かないで お前はひとりじゃないよ
おまえは毎年 友達を見られるんだよ
クリスマスのたびに 猫座が光るだろう
わしたちに 彼女の愛がここにまだあると 思い出させるために

  *   *   *   *   *

K「ブルース・エヴァンスで「The Cat Carol」お送りしました...」
M「うわーん、悲しいにゃかわいそうにゃ」
K「ですねえ...猫さんは深い愛を持っていたんだなあ」
M「ボク、そんなサムイの、耐えられにゃい」
K「マルやんだったら、外でぎゃーぎゃー騒ぐから、いやでも家に入れますよ」
M「むっ、ボクそんなにうるさくないもん」
K「いやいや、ゴン先生に似て、最近声量が大きくなってきましたなあ」
M「そ、そうにゃの?」
K「はい、ブマン声がおとなりまで響きますから、気を付けてくださいね」
M「あう、気を付けるのにゃ...」

K「ブルース・エヴァンス「The Cat Carol」のホームページは、( ≧ω≦)σこちら!
M「英語だけど、興味のあるひと、ぜひ見に行ってにゃ」

  *   *   *   *   *

M「さて次は?」
K「はい、猫つながりじゃないんですけど、やっぱりクリスマスですからね。」
M「下僕のお気に入りの曲なのにゃ」
K「スタンダードなナンバーです。ポール・マッカートニーで「Wonderful Christmas Time」どうぞ」


<※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ!>

K「ポール・マッカートニーで「Wonderful Christmas Time」お送りしました」
M「定番にゃね~」
K「いろいろ聴きますけど、なんかこれがいちばん好きなのですよ。淡々としたところが」
M「淡々とした音楽が好きな下僕は、こってりした食べ物が好きなのにゃ」
K「そんなオチをつけんでもようございます...」

M「さて次回はっ」
K「こうなったら誰にも判りません。皆さんの不意を突いて、お送りしますっ」
M「みにゃさん、よろしくなのにゃ」
K「では今日はこのへんで~」
M「またね~~~~」

ずんずんずちゃちゃちゃっ



おしまい



ねこバナ。-マルやん





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