◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 第三回 | ねこバナ。

◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 第三回

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 ぴーぴー、ががー。
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」

ずんずんすたたた

M「みなさん、こーんにちにゃー!」
K「昨日の悪寒が当たってしまってもう三回目の、仮想番組、佳(Kei)とマルコの」
M・K「マタタビれいでぃおー!」

M「今日もハモったね」
K「今日も声が震えました」
M「下僕は相変わらずキモが小さいにゃ」
K「違いますよ寒いんですよ」
M「とゆうわけで、今日も始まってしまいましたこのいい加減な番組」
K「ハイパー猫マルやんと、その忠実なる下僕佳(kei)が、不定期にお送りしてまいります」
M「今日もとってもいい加減にゃのね」
K「もちろんです、ネット上に溢れている猫情報を拾い集めて、それをブログのネタにしちまおうっていうアコギな番組なんでございますよ」
M「これは御休処のはずなのに、下僕はえらく気合いが入ってるんだにゃ」
K「そ、そんなことをバラさんでもようございます…」

  *   *   *   *   *

K「さてまずは、このコーナーからまいります」
M「リアルタイムな猫に関するニュースをお届け! 猫ニュース・フラッシュにゃ」

じゃじゃん!

K「まずは吉祥寺から飛び込んできたこのニュース」

----ギャラリーで亡き吉祥寺のアイドル猫の写真展-住民のきずな深めた猫
 [2009年11月21日 吉祥寺経済新聞]
元記事は、→こちら← 

M「すごいローカルな経済新聞にゃのね」
K「いいんですよそこはツッコまなくて」
M「あっそ」
K「今月24日から、吉祥寺の「アートギャラリー絵の具箱」で、写真展「にゃあこの足あと~吉祥寺のアイドル猫の新生活の記録」という展覧会が始まるんですよ」
M「吉祥寺のアイドル猫! ぼ、ボクよりも人気あるのにゃ?」
K「マルやん、まだ新参者なんですから。まだまだ修行が足りませんよ。にゃあこには、吉祥寺から埼玉に引っ越した人が、わざわざ会いに来るほど人気があったのですよ。地元じゃ有名ニャンなんですから」
M「ムキー! 負けてられないにゃ」
K「その前にマルやん、お客が来たらすぐキンチョーして隠れちゃうんですから、まずそこから直してもらわないと」
M「ぐふう、しょ、精進するのにゃ」
K「そうしてくださいな。この吉祥寺のアイドル猫「にゃあこ」は、吉祥寺駅に近い駐車場で十年以上も暮らして来た野良猫さんで、「太郎じいさん」「銀」などとも呼ばれてたんだそうです」
M「にゃあこ、だから女の子だと思ってたのにゃ」
K「実は男の子だったようですねー」
M「キジトラと白のもようが、ゴン先生に似てるのにゃ」
K「そうなんですよ。だから私も他ニャンの気がしなくて...ウルウル」
M「このにゃんこの写真展って、そんなに写真があるのにゃ?」
K「そうなんです。長年にゃあこの世話をしてきた山懸さんという方が、なんと千枚以上も撮りためたものがあるんだそうです。今回の展覧会では、その中から厳選した五十枚が展示されるのだそうですよ」
M「ふにゃ~、愛されてたんだにゃ~」
K「にゃあこは、今年六月に亡くなってしまったんですけど、そのお葬式には、なんと二十人もの人がわざわざ駆けつけたんですって」
M「すごいにゃ~、これはアイドルの証だにゃ」
K「そうですねえ...でももうちょっと長生きしてほしかった...ウルウル」
M「下僕は最近涙もろいのにゃ」
K「そ、そうなんです、すいません、ずびっ」
M「たくさんの人に愛されて、にゃあこは幸せ者だにゃ」
K「同ギャラリーの藤本和子さんは
「『銀』(にゃあこ)を支え、かわいがってくれた多くの人に感謝の気持ちを伝えたい。多くの人から愛された奇跡の猫だと思う。人のきずなを紡いでくれた野良猫の一生を見てほしい」
と話しているそうです」
M「いいお話だにゃー」

K「同展覧会は、吉祥寺の「アートギャラリー絵の具箱」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-20-2602)で、今月二十四日から二十九日まで開催されています。同ギャラリーの営業時間は午後一時~七時。お近くにお住まいの方、お出かけになってみてはいかがでしょうか~」

M「下僕一号! ボクの写真展もするのにゃ」
K「いっつもブログで皆様にご紹介してるじゃないですか」
M「そうじゃにゃくて、もっと、こう、ほら、どどーんと!」
K「ギャラリー借りるの、お金がかかるんですよ。私にゃとても無理です」
M「えっ、そうにゃの?」
K「だからWeb上で我慢してくださいな」
M「せちがらい世の中なのにゃ...」

  *   *   *   *   *

M「さて次のコーニャーは?」
K「はい、世に溢れる猫グッズから、素敵な奇妙な面白なものをご紹介。猫グッズサーチ!」

じゃじゃん!

K「今日ご紹介するのは、これです」


絶対面白い マウスパッド ■ ジェリーの逆襲 改良版 Jerry’s Revenge
SCOOP(楽天)

M「ほぇ? これは何にゃ?」
K「パソコンのマウス操作をするときに、下に敷くマウスパッドですよ」
M「うーん、画像が小さくてよくわからんにゃ」
K「じゃ拡大しましょうか...」

$ねこバナ。-マウスパッド
M「おお、にゃるほど」
K「このマウスパッド、中に透明な液体が入ってましてね、その中に猫たちが浮かんでるんですな。で、パッドの上にマウスを置くと...」
M「あ、猫たちが、に、逃げていく!」
K「そうなんです。液体の圧力によって、猫達がマウス、つまりネズミから逃げていく、というわけなんです~」
M「それでジェリーの逆襲なのにゃ」
K「そうですよ。こんなでっかいマウスに追っかけられたら、猫も逃げるしかありませんね~。これ、追っかけだすとクセになりますよ。むふふ」
M「ね、猫がネズミに負けるなんで、ゆゆしき事態なのにゃ! 退治するのにゃ!」
K「そんなこといって、マルやん、ネズミ退治できるんですか?」
M「ぐっ...ま、まだしたことないのにゃ」
K「こないだスズメさんの突進にビビって、おしりから落っこちたの誰でしたっけ」
M「ちょ、そ、そんなことバラさなくてもいいのにゃ~」
K「ベランダを転がる枯れ葉の陰にビビりまくって逃げて、ヨーグルト食べ損ねたのはどこの誰でしたっけ」
M「ふぎゃー! はずかしいから、や、やめてーーー」
K「ちょ、な、何するんですか!」
M「ふぎゃーーー」

どたんばたんどすん

ぴーーーー

「しばらくそのままでおまちください」

  *   *   *   *   *

M「ま、またやっちゃった...」
K「マルやん...機材が壊れますから、自重してくださいな」
M「あうう、気を付けるのにゃ」
K「まあそんな内輪のナサケナイ話はおいといて...」
M「最後に曲いきますにゃ」
K「はい、猫つながりの曲をお送りしますね」
M「今日はどの曲?」
K「はい、YouTubeにアップされている動画から、BUMP OF CHICKENで、「K」 どうぞ」
M「ぜひ最後まで聴いてにゃ」


<※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ!>


K「BUMP OF CHICKENで、「K」お送りしました」
M「あうううう、泣いちゃったにゃー」
K「ですね...これグルっぽの掲示板で教えていただいた曲なんですよ」
M「あったかいクレイアニメがまた、秀逸だにゃー」
K「職人さん、グッジョブです☆」

M「さて次回はっ」
K「やっぱり皆さんが忘れた頃に、お送りしますっ」
M「いつものことにゃ...」
K「きょ、今日はこのへんで~」
M「またね~~~~」

ずんずんずちゃちゃちゃっ



おしまい






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