第九十五話 ＜詩＞ひだまり

【一覧】 【続き物】

-------------------------------

たたみが　ひかる
すじになって　ひかる
すじが　ひろくなる
ひろくなって　ひかる

あったまったよ
いらっしゃい

たたみが　ねこを　よんでいる

あったまったね
あったまったね

ねこが　たたみに　やってきた

むーんと　せのび
ごろんと　あおむけ
おなかを　いっぱい　あっためなくちゃ
そうすれば
よるまで　おなかは　ぽっかぽか
おふとん　もぐって　ぽっかぽか

あったまったよ
あったまったよ

ねこの　おなかは　ぽっかぽか

てろんと　まわり
あんよを　のばす
せなかも　ついでに　あっためとこう
そうすれば
おひざの　うえでも　ぽっかぽか
あしもと　すわって　ぽっかぽか

ぬくぬく
ぬくぬく

はあもう　ぼくは　ねむねむだ

ねむくなったの
ねむくなったの

たたみ　ほんわか　あったかい

やっぱり　ぼくは
やっぱり　ぼくは
たたみの　あったか　だいすきだけど
なんだけど
おふとん　はいって　おねむなの
いっしょに　はいって　おねむなの

あったまったら
さあ　いらっしゃい

おやすみ　ねこや
おふとんで　ねんね
ねんね　おわったら
あそぼうよ　いっしょに

あったか　あったか
きょうも　あったか
おうちの　ひだまり

---

アンケート企画
→この「ねこバナ。」がキニナル！←
開催中です。ぜひご参加ください☆



にほんブログ村

いつもありがとうございます

---

トップにもどる

---