驚愕の競馬シリーズ~驚愕の圧勝編②~ | 猫日記

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驚愕の競馬シリーズ~圧勝編②~
『‘03年 有馬記念 シンボリクリスエス』・・・つい1ヶ月前には『タップダンスシチー』に10馬身もの差をつけられて完敗を喫したが、立て直したシンボリクリスエスはお返しとばかりに自分の引退の花道を2着に9馬身という内容で大楽勝した。驚くべきはそのタイムだ。勝ちタイムが2分30秒5というずば抜けたタイム。流れ1つで勝者が変わるタップとクリスエスはいいライバルだった。
『‘02年 秋華賞 ファインモーション』・・・3歳時のファインモーションに勝てる馬は少なくとも牝馬では存在しなかった。相手云々ではなく、とにかくあまりに強すぎた。大楽勝で勝利したこの秋華賞は2着に3馬身半だが着差以上の大楽勝っぷりを見た。さらに勝ちタイムは1分58秒1という高速タイム。全て彼女が作り出した恐るべきレース。有馬記念で1番人気に推されたのも納得がいく。
『‘02年 高松宮記念 ショウナンカンプ』・・・1200Mのスプリント戦で見せた着差3馬身半の圧勝劇。逃げて直線なお伸びる、後続を完全に断ち切る強さ。スプリントで逃げて着差を広げる芸当ほど難しいものは無いだろう。
『‘04年 スプリンターズS カルストンライトオ』・・・『ショウナンカンプ』の3馬身半差を超える4馬身差での楽勝逃げ切り勝ち。相手はあの聖剣『デュランダル』だった。そして同レースがGⅠに昇格して初めて逃げ切り勝ちの勝利を収めた。今までどんな快速馬でも逃げ切りは出来なかったが、その快挙を伏兵馬の1頭にすぎなかったカルストンライトオはいとも簡単に成し遂げてしまった。
『‘96年 エンプレス杯 ホクトベガ』・・・『ベガはベガでもホクトベガ』という実況はすでに名セリフの1つとして永遠に語り継がれるだろうが、このホクトベガが残した地方交流重賞7連勝という記録、そしてこのエンプレス杯での圧勝ぶりも是非覚えておいてもらいたいものだ。川崎競馬場のレースだが、『川崎記念』、『フェブラリーS』(当時はGⅡ)、『ダイオライト記念』、『群馬記念』、『帝王賞』というGⅠ級のレースを圧勝の5連勝でここに挑んだ。すでに地方では最強となっていたホクトベガはこのレースで2着に1.5秒の差をつけて大楽勝した。ちなみに7連勝目となった次走『南部杯』でも2着に1.3秒という大差をつけて快勝した。今なら年間GⅠ4勝という快挙となっている。
『‘75年 桜花賞 テスコガビー』・・・桜花賞史上最高の着差がついたこの年。テスコガビーは当時、正に敵無しのとてつもない牝馬だった。わずかに1600Mしかない、しかも3歳(当時は4歳)の牝馬が後続につけた着差は大差(10馬身以上)。圧巻の勝利だった。