先日、預かり猫のルルちゃんを連れて 病院へ行った時の事です。
その日は 珍しく空いていて、待合室には ミニチュアダックスを抱いた30代位のご夫婦が居るだけでした。
ルルちゃんは 病院2度目ですが、覚えているらしく、怯えてニャーニャー啼いていました
あまり啼くので、
「どうしたのー?ダイジョウブでチュよ~。」
と言って キャリーから出して抱きました。
その時キャリーは長椅子の上、私はしゃがんだ形・・・
抱き上げて たちあがろうとした時に、
「ぷうぅ~」
という おならの音!
人間のおならの音と同じくらい、いえ、それ以上の音でした。
何のにごりもない、満点のおならの音!
「あらあら、すごい大きなおならちゃんしましたねぇ」
私が立ち上がると、なぜか こちらを見ていた ご夫婦が 目をそらしました。
「どうぞルルちゃんお入りくださーい」
診察室に入りました。
私は抱いたまま診察室へ入ったので、あら、いけない!キャリーバック置いて来ちゃった・・・と、ドアを開けました。
あの夫婦が、
「・・・信じられないわぁ」
と、ゲラゲラ笑っていました。
私に気付くと、ハッ!とした様に 目をふせ 口を抑えました。
私はキャリーを持って戻り、診察が始まったので 気にしませんでした。
診察を終え、帰ろうとしてキャリーを持ち上げると、またもや
「ぷぷぷう~」
と、さっきより大きな音がしました。
受け付けのお姉さんに、
「猫のおならの音、初めて聞きましたけど、人間と変わらないんですね」
と言ったら、
「あら、猫ちゃんだったんですか?」
ええええぇーー
私だと思ってたんかーーい
じゃあ・・・、さっきのも・・・?
私は 自分でしったおならは 自分で申告する性分です
決して猫に その罪をなすりつけたり 致しません
たぶん・・・。