私は、
猫の「預かりさん」をしています。
預かりさんは、何すれば良いの?
と たま~に尋ねられます。たま~に デス
でも、皆さん、猫ボラさんに関しては
意外と知ってたりします
避妊 去勢したり、猫の里親を募集したり、募金を募ったり・・・。
では、なぜ猫ボラさんを知っていて 預かりさんを知らないのでしょう
預かりさんは どこから
わいてくるのでしょう?
「里親」さんからです。
里親会や、愛護団体、又は個人でやってる猫ボラさんから 猫をもらった人達が預かりさんへと 生まれ変わるケースが多いのです。
私も そのくちです
貰った猫が可愛ければ可愛いほど、その猫ちゃんを 自分に授けて下さった方に感謝をしたくなります。
その気持ちが強くなると、「私に何かできる事があれば・・・」
という気持ちが 生まれて来ます。
そこで、猫ボラさんに 何かできないか と言うと、「保護猫の預かりをして頂けませんか?」
と くるわけです。
預かりさんの数は 少ないと聞きます。
一人の預かりさんに、何匹も預ける訳にはいかないので、1人の猫ボラさんに、最低3人位の預かりさんが居るのが理想の様です。
猫ボラさんは、現場で夜遅く 猫を捕獲したりしなければなりません。
病気やケガをしている場合は 病院へ搬送もしなければなりません。里親さんを見つけたり、展示会やバザーをしたり、大変忙しく動き回ります。家庭も在ります。家族も居ます。仕事も家事もあります。
子猫を育てる事は なかなかできません。
子猫は 病気もしますし、手がかかるからです
私は、何人かの猫ボラさんの仔猫を お預かりしました。
忙しい中、せっせとわが家にミルクやらフードやら運んで頂きました。(始めの頃は)でも、その内対応が遅れがちになりました。
私は せっかちなので、待ちきれずに自分で 買い出しに行ったり 病院へ連れて行く様に 進化しました。
仔猫を私が預かっているにもかかわらず、猫ボラさんには余裕が少しも見えず、焦りすら見える様にもなりました。
なぜでしょうか?
それは、預けた私に気を遣わなくてはならないからです。誰しもそうですが、他人にものを預けるのは なんか荷が重いものです。
私は無遠慮にものを言い過ぎたのかも知れません。
2年位して、預かりさんとは、猫ボラさんの手を煩わす事無く、又、気を遣わせては 還って負担になる事を悟りました。
それから私は、「育て」に関して必要な知識は学び、できるだけ自分で出来る事は自分で処理するようになりました。
私は 現場で動く 猫ボラさんにはなれません。
私の実体は 猫ボラさんから来る仔猫を待ってるだけの 「里親」さんなんです。
忙しくて ブログをやれない猫ボラさんのスポークスマンです。
代弁させていただいているだけです。
そう・・・
「預かりさん」とは、猫ボラさんの影武者です。
本当に 辛くて 悲しくて、大変な思いをいっぱいしているのは
猫ボラさんです。
私は これからも少しずつ、猫ボラさんの事を代弁していきたいと思います