ビアラちゃん&ぽにょ君 | neko-daisuki-4023さんのブログ

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ノノちゃんを迎えて下さった 東京のM様。

彼女の家には 先住猫が二匹おります。
「ビアラ」と「ぽにょ」です。共に3才です。

ぽにょ君はキジトラの男の子。彼は 生後2ヶ月半位の時に 車のボンネットの中から助け出されました。
その時助けた猫ボラさんが 触った時の感触は・・・猫の感触では無かったそうです。

それは ポニョポニョした「風船」の感触だったそうですあせる
身体も風船のように膨れていて、呼吸は荒かったそうです。
直ぐに病院へ連れて行きました。

ぽにょ君は 喉元に傷が有り、そこから皮下に空気が入ってしまったのです。太い注射器で 何べんも何べんも空気を抜いたんだそうです。
喉の傷からは、肺にも空気が入って膨らんでいたそうで、レントゲンを撮ると 肺は真っ白に写っていました。それが元で肺気腫になってしまいました。その後 尿道結石にもなり、闘病生活に・・・。
名前は、フーセン猫で保護された時の状況のまま
「ぽにょ」となりました。


ビアラちゃんは三毛猫の女の子。この子も 生後2ヶ月位の時に、山梨県の大学に通ってる弟さんが 保護したそうです。
「顔がぐちゅぐちゅで片目が溶けている仔猫がいる!」
と 電話で知らされ、可哀想でいてもたっても居られなくなり、車ですっ飛んでったそうです。
重い風邪をひいていて、一生懸命看病しましたが、片目は失明してしまったそうです。慢性鼻炎に、歯肉炎もひどく、まだ年齢的には若いのに お顔は年寄りの様だそうです。名前のビアラは、
怒ったり、興奮した時のしっぽが瓶を洗う「ビんアラい」に似ているから そう付けたんだそうです。
ビアラちゃんは とってもよく遊ぶ猫だそうです。
ノノちゃんの良い遊び相手になってくれています。

ぽにょ君も おっとりしていて とっても優しいそうです。

ノノちゃんは幸いな事に、健康な状態で保護されました。
でも、春先の寒い時季や、これからの寒い時期には 仔猫は すぐに体力を無くし風邪をひいてしまいます。ぽにょ君の様に、
寒さのあまり、車のボンネットの中に入り込んで 暖をとる猫も居ます。
私の娘は 整備士ですが、年に、3件位はボンネットの中から死んだ猫を出す事があるそうです。

どうか 猫の声が 車の近くからしたら、エンジンをかけるのを 止めて下さい。
先日保護したルルちゃんも、耳の中から大量に 車のオイルの固まりが出てきました。足の裏の毛にも オイルがこびり付いていて、バリカンで刈りました。

ビアラちゃんとぽにょ君はM様に救われました。運が良かったと思います。
優しい飼い主さんに 恵まれた二匹ですから、
ノノちゃんの事も 異例の早さで受け入れてくれました。

み~んな 元は 野良猫でした。

こんな悲惨な仔猫達が 今は幸せに暮らしていますが これからも
可哀想な仔猫達は後を絶たないのが 現実です。