高山#さらけ出す勇気を持つ人々
主人が劇団に所属していて、私も劇団のスタッフなので日頃から表現者の人たちと接する機会が多いのです。
(表現者って、生き方のレベルの話をしたら、それこそ全ての人に当てはまる言葉だと思いますが、ここでは舞台芸術の分野に特化した人を指しています)
スポットライトを浴びている彼らの近くにいて感じたのはとにかく
「逃げない」覚悟
です。
舞台でスポットライトを浴びる覚悟って本当にすごいことだと思うのです。
ひとたび舞台に出れば、たくさんの観客を前に注目を浴びなくてはなりません。プロである限り、そこからは何があっても絶対に逃げられないのです。
人前で表現をするって本当に勇気がいるこだと思う。
観ている側は好き勝手に
「もっとああやればいいのに」とか
「私だったらこうやるのに」とか
評論できるわけですが、
舞台上の覚悟の向こう側にいる彼らの
その日、その時までの努力を想像できる人ってすごく少ないような気がします。
舞台に立っている、それだけである1つの壁を乗り越えている証明なんだと思うのです。
彼らを観ていると、自分はいろいろ逃げてきたなぁという反省と
私も勇気を持てば逃げない自分になれるかも・・・
という希望を感じます。
そのためにはまず自分をさらけ出して、自分でその自分を受容するというステップが必要なのですが…
私の大好きな海外ドラマ『glee』の中でもこんなシーンがありました。
シーズン4の第9話目。
主人公の一人ゲイのカートは高校を卒業し念願だったNYに行くのですが、
憧れのアーティスト養成学校NYADA(ニューヨーク・アカデミー・オブ・ザ・ドラマティック・アーツ)に落ちてしまいます。
諦められないカートは再挑戦するべく、書類と自分の歌を録画したビデオを学校に提出します。
そして、審査の権限を持つ学部長のカルメン・ティピドー(ウーピー・ゴールドバーグ!!)のところへ再審査を直してくれるよう直談判しに行きます。
そしてこう言われるのです。
『あなたは才能があって素晴らしいけれど、あなたの歌は薄っぺらくて心に響かない。
ここはアーティストを養成しているの。
"危うさ"や"もろさ”をさらけ出すことを恐れない表現者をね』
"Here's a very talented young man who knows how to sell a number,but who is devoid of complexity and depth.you gave me surface when I was looking for soul.We are training artist here, Mr.Hummel.Performers who are not afraid to show their vulnerability, and yes, even their heart."
ポジティブな自分だけじゃない、
ネガティブな自分も認めて、
それを人前にさらけ出すことを覚悟した人たち。
彼らの表現は視覚、聴覚を超えて【心】に直接届いてくるものがあります。
身内びいきと言われればそれまでだけど、
私のように何か消化しきれない思いを抱いてきた人は一度騙されたと思って彼らの作品に触れてほしいなと思う。
呼応するように自分の中の何かが目覚めるはず・・・
私も彼らの活動に触れてこの歳にして
やっと自分を丸ごと引き受けてみようと思えるようになりました。
そして今では彼らの活動を拡げる仕事をしています。
そんな私たちの理念は
すべての人に志を
です。
どんな人も使命をもって生まれてきていること、
それに気づくことで自分を受け入れて、周りを受け入れられる自分になること。
『志』をキーワードにたくさんの人が繋がる社会をみんなでつくっていくこと。
彼らだったら、そして今の私だったら実現できるって確信しています。
追記
ちなみに『glee』のカートくんは、カルメンからもらった最後のチャンスをものにして
全身全霊をかけてミュージカル「Company」から「Being Alive」を歌い上げて、見事NYADAの2nd セメスターに合格するんです。
ぜひ、ご興味あればシーズン1からご覧下さいませ☆★
huluで全部配信してます♬
(表現者って、生き方のレベルの話をしたら、それこそ全ての人に当てはまる言葉だと思いますが、ここでは舞台芸術の分野に特化した人を指しています)
スポットライトを浴びている彼らの近くにいて感じたのはとにかく
「逃げない」覚悟
です。
舞台でスポットライトを浴びる覚悟って本当にすごいことだと思うのです。
ひとたび舞台に出れば、たくさんの観客を前に注目を浴びなくてはなりません。プロである限り、そこからは何があっても絶対に逃げられないのです。
人前で表現をするって本当に勇気がいるこだと思う。
観ている側は好き勝手に
「もっとああやればいいのに」とか
「私だったらこうやるのに」とか
評論できるわけですが、
舞台上の覚悟の向こう側にいる彼らの
その日、その時までの努力を想像できる人ってすごく少ないような気がします。
舞台に立っている、それだけである1つの壁を乗り越えている証明なんだと思うのです。
彼らを観ていると、自分はいろいろ逃げてきたなぁという反省と
私も勇気を持てば逃げない自分になれるかも・・・
という希望を感じます。
そのためにはまず自分をさらけ出して、自分でその自分を受容するというステップが必要なのですが…
私の大好きな海外ドラマ『glee』の中でもこんなシーンがありました。
シーズン4の第9話目。
主人公の一人ゲイのカートは高校を卒業し念願だったNYに行くのですが、
憧れのアーティスト養成学校NYADA(ニューヨーク・アカデミー・オブ・ザ・ドラマティック・アーツ)に落ちてしまいます。
諦められないカートは再挑戦するべく、書類と自分の歌を録画したビデオを学校に提出します。
そして、審査の権限を持つ学部長のカルメン・ティピドー(ウーピー・ゴールドバーグ!!)のところへ再審査を直してくれるよう直談判しに行きます。
そしてこう言われるのです。
『あなたは才能があって素晴らしいけれど、あなたの歌は薄っぺらくて心に響かない。
ここはアーティストを養成しているの。
"危うさ"や"もろさ”をさらけ出すことを恐れない表現者をね』
"Here's a very talented young man who knows how to sell a number,but who is devoid of complexity and depth.you gave me surface when I was looking for soul.We are training artist here, Mr.Hummel.Performers who are not afraid to show their vulnerability, and yes, even their heart."
ポジティブな自分だけじゃない、
ネガティブな自分も認めて、
それを人前にさらけ出すことを覚悟した人たち。
彼らの表現は視覚、聴覚を超えて【心】に直接届いてくるものがあります。
身内びいきと言われればそれまでだけど、
私のように何か消化しきれない思いを抱いてきた人は一度騙されたと思って彼らの作品に触れてほしいなと思う。
呼応するように自分の中の何かが目覚めるはず・・・
私も彼らの活動に触れてこの歳にして
やっと自分を丸ごと引き受けてみようと思えるようになりました。
そして今では彼らの活動を拡げる仕事をしています。
そんな私たちの理念は
すべての人に志を
です。
どんな人も使命をもって生まれてきていること、
それに気づくことで自分を受け入れて、周りを受け入れられる自分になること。
『志』をキーワードにたくさんの人が繋がる社会をみんなでつくっていくこと。
彼らだったら、そして今の私だったら実現できるって確信しています。
追記
ちなみに『glee』のカートくんは、カルメンからもらった最後のチャンスをものにして
全身全霊をかけてミュージカル「Company」から「Being Alive」を歌い上げて、見事NYADAの2nd セメスターに合格するんです。
ぜひ、ご興味あればシーズン1からご覧下さいませ☆★
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