インタビューwithキタイ花ん

左:渡邊瞬 右:福重春樹


高田:今、おいくつでした?


福重:今年26歳になります。


高田:成人された現在でも絡まれますか?


福重:去年の春休みの期間は、女子中学生に毎日絡まれていました。


高田:毎日ですか?


福重:待ち合わせで立っているだけでも、絡まれてしまうんですよ。目立つんでしょうね。


高田:仲の良い芸人さんを教えてください。


福重:先輩なんですけど『にわとりヘッドさん』 の延藤さんにはよくしていただいてますね。2008年のコンビ危機の時も相談に乗っていただいたり、本当にお世話になっています。


渡邊:僕は『マドンナさん』 の松浦さんですね。自由奔放な方なんで、そういう部分は羨ましいですね。


高田:ご家族はお笑いをやられていることに関して、どう思われていますか?


福重:相方の兄貴は相当、食いついてきてますよ。


渡邊:兄貴のとこは夫婦でライブを見にくることもありますね。恥ずかしいですね。


福重:たまに相方の身内の結婚式に呼ばれることがあったりするんですよ。何度も言いますが僕、人見知りじゃないですか。それで僕がポツンと隅っこの方で所在なさげにしているんですけど、完全に放置プレイなんですよ。相方は助けてくれないんです。


渡邊:しゃあないやろ。こっちはこっちで色々することあんねんから。


高田:今、これが楽しいということを教えてください。


福重:自分のご褒美に月に一回、スーパー銭湯に行くことです。ここに行くと癒されるんです。昨日もちょうど行ってきたんですけどね。二時間くらい湯船に浸かっていました。


高田:渡邊さんは?


渡邊:松浦さんとたまにお食事に行かせてもらうんですが、その時に松浦さんの色々なエピソードを聞くのが楽しいですね。


高田:そこから何か盗んでやろうとか?


渡邊:そういう感じで聞いているわけではないんですよ。構えて聞いてたら松浦さんも話しづらいですから(笑)。僕一人で『噺会』というトークライブに出ることもあるので、もしかしたらどこかで参考にしている部分はあるかもしれません。


高田:『噺会』に出られることに関してはいかがですか?


渡邊:やっぱり漫才と違って一人で全部やらないといけないイベントなんで、いい緊張感があります。あれ? 僕、さっきからちょっと真面目に答えすぎですね(笑)。


高田:逆にこれがしんどいとか、苦痛とかそういうことがあれば教えてください。


福重:売れないというか結果がなかなかでないことですね。『キタイ花ん』もそうですけど、バトルライブでは5位以内に入りたいというのが、密かに決めていることなんです。


高田:渡邊さんは?


渡邊:相方がダイエットしてくれないことですね。


高田:コンビとして何か支障が?


渡邊:シャツがかわいそうなんですよ(笑)。今はまだ若干マシですけど、ピーク時はひどいですよ。


福重:ボタンがクラウチングスタートしている状態です。ちょっと動いたら『パァーン!』って弾け飛んでしまう寸前の時がありますね。


渡邊:ほんで痩せろってこっちが言うでしょ。ほんなら「俺、三時間くらいは楽に歩けるで」って言うてくるんですよ。ほんなら歩けや言うたら「でも歩くの面倒くさいし歩きたないねん」って。ほんなら最初から歩けるとか言うなや! って思いますね。


福重:食べるのが趣味みたいなとこがあるんで、しゃあないやん。


渡邊:食べてもええけど、その分運動せえよ。


高田:最後の今後の目標を教えてください。


福重:ブログのアクセス数をもっと増やしたいんですね。


渡邊:個人的なこと言うな。


高田:ちなみに今のアクセス数は?


福重:100くらいですね。もっといっぱい見てもらえるようになって、ランキングの上位に食い込みたいです。そうなるにはやっぱり売れてテレビとか出られるようにならないとダメですね。


高田:コンビとしての目標もお聞きしてもいいですか?


渡邊:まずはサードメンバーになることですね。そこで安定した結果を残せるようになりたいです。

                   写真・文 高田豪