2013アニー賞ノミネートしたし【ももへの手紙】の話 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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ウィキ先生いわくアニメのアカデミー賞らしい
アニー賞の今年のノミネート作品が発表されました。

今回の作品賞のノミネート作品は以下7作品。

●「風立ちぬ」
●「ももへの手紙」
●「アーネストとセレスティーヌ」
●「怪盗グルーのミニオン危機一髪!」
●「アナと雪の女王」
●「モンスターズユニバーシティ」
●「TheCROODS(クルードさんちのはじめての冒険)」

いずれもアカデミー賞エントリー作品にも選ばれている作品達です。




中でも気になる作品として「アーネストとセレスティーヌ」という
あまり聞きなれない作品もありますが最近DVDを手に入れたので
その話はまたいずれ。

アーネストとセレスティーヌ 




そしてもう一本。
あれ?今年だっけ?って人が多いと思う日本作品。
「ももへの手紙」

ももへの手紙 


日本での公開は去年の2012年4月21日。
海外での公開には時間差がある影響で今年のエントリーのようです。
日本ではいまいちな興収だったようですが
海外では各所で賞を獲得して実績を積んできているもよう。







「ももへの手紙」は私はそこまで好きな作品ではないのですが
すごい!と思う点がやはりあります。

走るもも 

本作の沖浦監督は登場人物の歩幅や質感などのリアリティに
非常にこだわって制作されたそうです。
このキャラクターがこの場所を歩くとしたら何歩・・・
とか綿密に計算されたうえでアニメ化しているのです。








だからなんだ!!
って話だけど、これを知ってると「ももへの手紙」の見え方が少し変わります。

アニメって抽象度の大きい表現方法なんだけど
ある部分をリアルに追求した
のがこの「ももへの手紙」です。
地味ではあるものの、おもしろい突き詰め方の一作です。
その表現の中で非常に幻想的な世界を表現できたら
おもしろいことが起こるかもね、ってのは思います。
そういう意味では評価に値する作品ではないでしょうか。







ただ、その他強豪に比べたら見劣りするかな・・・ってのが正直なところ。
結果地味だし、登場人物ムカつくからあんまり好きになれないんだよね。

ようかいども 

主要キャラきめぇし。