【キュレムvs聖剣士ケルディオ】日本語達者な怪物達 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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すっかりドタバタしていて今夏の映画は


結構レビューを書けませんでした。


もう上映も終わってますが、やっぱりどの作品にも言いたいことはあるわけで


言わせてください。



ねじまき恋文のヤブレター-キュレム


劇場版ポケットモンスターBW


キュレムvs聖剣士ケルディオ


を見てきました。





興収はあまりよくなかったみたいですが、上映時間も短いこともあってか、


昨今のポケモン映画シリーズに比べてまとまりが良く、


無駄が少なかったです。


去年の二本立てなだけで中身がペラッペラの黒白に比べたら


今年の方が断然おもしろかったです。











ただ、良かったからこそ


あえて言いたいことがひとつ言いたいことがあります。


これは今作だけじゃなくてポケモン映画全体に言えることでもあります。


それは





ポケモンに人間の言葉喋らせるの


いいかげんやめろよ!!ってこと。








初代劇場版のミュウツー以来、


映画の時だけペラペラペラペラ日本語を喋るポケモンが出てくるんですよ。


最初のミュウツーはまだ喋らせる意味のあるポケモンです。


だけど!!


ここ最近は特に意味もないシェイミやゾロアってポケモンまでもが


テレパシーだのなんだのと理由をつけて喋りだしました。


今年なんて衝撃です。


ゲストポケモンのほとんど日本語を使いだすんです!!!







これつくってるスタッフってもしかして





TVアニメの方のポケモン、見てない人たちなのかな?


TVアニメじゃポケモンしゃべってないですよ?


知ってるでしょ?






演出を稚拙にして、ポケモンに状況説明をさせるぐらいなら


素直にTVアニメで培ってきたポケモンの声色、表情、動きといった


表現で勝負してくるべきですよ!!


なんで映画だけ「言葉」に逃げるんだ!!




主人公サトシくんのいいところは、言葉の通じないポケモン達に


ちゃんと命を感じて、優しさや触れ合いを通じて分かり合うところ。


・・・なのに、現状映画はその足を引っ張らせてます。


会話ができちゃうからこそ、


ポケモンとの距離が一枚分希薄になってると思います








今回の「キュレムvs聖剣士~」はポケモン達に


人間の言葉を使わせないだけでも秀作に成り得たと思っています。


そこがすごく惜しい。


来年は是非!!表現に気を遣って制作して欲しいです。




ねじまき恋文のヤブレター-ゲノセクト


来年登場予定のゲノさんは、けっこうブラックな設定の持ち主。


使い方次第ではかなりおもしろい映画になりそうです。





★良かったところ


・なんだかんだいってしょこたんは上手かった。


 しょこたんが悪いわけではない。しょこたんは悪ないよ。


・キュレムの威圧感がかっこいい。


・もう二度と会えないとおもっていたプリンに会えて嬉しかったです。


 よくをいえば、もうちょっと出番が欲しかった・・・。




劇場版ポケットモンスターBW 長編「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」&短編「メロエッタのキラキラリサイタル」ミュージックコレクション

↑意外とジャケかっこいいなぁ