ねぎらい心の相談室にお越しくださった方から、メッセージをいただいたので紹介します♪(ご本人から了承済です)
~ねぎらいセラピーを受けて~
私は50才を過ぎて独立し、自分のお店を開いたところです。
念願の、ではありませんでした。
20年間、一生懸命働いたお店をクビになってしまったからです。
ある出来事がきっかけで、人間関係がどんどんもつれていったのが原因でした。
オーナーを、同僚を、うらみました。苦しかった。
お客様に「コーチングの勉強をしているのよ」という方がおられ、この方がとてもおおらかに、お客様なのに、私の話を聞き出し、受け止めてくださいました。その方に紹介していただいたのがリョータさんです。
セラピーを受けて、自分がいつも人に依存していたことに気がつきました。
オーナーはこうあるべきじゃないの?どうしてわかってくれないの?私はこんなに頑張っているのに。
同僚にも思っていました。
どうしてやってくれないの?私はこんなにやっているでしょう?やるべきでしょう?
口には出しませんでしたが、いつもいつも。
態度には出ていたと思います。いつもいつも。
なぜオーナーはあの言葉を言わなければならなかったのか。
なぜ同僚は仕事に前向きになれなかったのか。
相手が何を感じて何を望んでいたんだろう。
心に刺のようにささっていた言葉や出来事を、違う角度で、立場で考えるのに寄り添っていただきました。ああすれば良かった、こうすれば、と後悔に苦しんだ時も支えていただきました。
今、自分でも不思議なほど、苦しい感情はありません。
リョータさんは、いつも私以上に私を信じて応援してくれます。私もそんな人になろう、と踏み出すことができました。
今は、念願のお店が持てたのだと思っています。
お客様が笑顔に、幸せになれるように、応援し続けるお店を作ります。
感謝しています。
(Nさんより)
吉野リョータより
Nさん。ありがとうございます♪
人間関係でイヤな経験をされたとき。
自分を責めたり。他人を責めたり。
この状態から早く抜け出したいために
「もう忘れよう」と。
傷ついたままで放置して。
傷口が乾くのを待とうとしたり。
「見たくない過去」を積み上げていくものなのかも知れません。
ただ。過去を乗り越えるためにできる唯一の方法は。
「過去に感謝する」こと。
もちろん。
すぐには受け止められないのもわかります。
「これをどうやったら感謝につなげられるの?」
と言いたい気持ちもよくわかるつもりです。
大切だった仕事との別れ。
大切だったひととの別れ。
突然の環境変化。
辛いとしか感じられない日々―。
感謝のしようがない、と思える日が続く間が。
自分の心を苦しめ続けるのです。
悲しみや怒りは。
正しい順序やステップを踏んでいくことで。
ゆっくり癒えていきます。
(心の準備が整っている場合は劇的に改善します)
悔しい。悲しい。腹が立つ。
ひとりで抱えたら。おなかの中をぐるぐるするだけ。
Nさんも同じような状況で苦しんでおられました。
そんなときに。相談室のドアを。
ご自分の意思で。開いてくださったのです。
Nさんの場合は。
優しすぎるがゆえに。
相容れない相手の気持ちまですべて汲み取ろうとして。
自分を傷つけた相手を許すことができないからと。
そんな自分を傷つけようとされていました。
つまりは。
自分で自分の心に。
とげを指していたのは。
他でもない自分自身だったのですね。
セラピーでは。このとげを。
ゆっくり。自分の意思で。抜いていってもらいました。
そして。一番辛かった思い出の。
裏側にある「光」の部分を見つけて。
受け取り直してもらいました。
ひとしきり泣かれたあと。
びっくりするくらいに。優しい笑顔を取り戻されたNさん。
そこには。昔。
自信を持って毎日はつらつと頑張っていた頃の。
Nさんの自信にあふれた笑顔がありました。
心のとげは。
またやってくるかも知れません。
また自分で刺そうとするかも知れません。
でも。これからは。
そんな状況に自ら気付いて。
ふっと笑って。
その手を止めることができるようになっていくはず。
もう大丈夫。
過去を感謝に変えて。
進んでいくことができたのだから。
辛いことがあっても。
どうしたらいいかを。
知ってしまった以上。
もう自ら不幸になんて。
なれやしないのだから。
Nさん。
これからも。ずっと。応援させてくださいね。
ねぎらいココロの相談室