駒沢のアメリカンダイナー「エーエスクラシックスダイナー」に行ってきました。テイクアウトを含めると3回目の来店です。
駒沢通りと自由通りの交差点から、駒沢通りを少し恵比寿側へ向かうところにあり、場所柄この辺りは人通りはもちろん犬通りが多いとか。最寄駅は一応「駒沢大学」駅ですが歩くと約15分。
この日オーダーしたのは、「ベーコンチーズバーガー」と「アボカドチーズバーガー」。この店にくるとやっぱり"ベーチー"は外せない感じ。
約30坪ととても広い店内は、もちろんゆったりとテーブル席が配置されています。長いカウンター越しに調理の様子が眺められ、炭火で焼かれるパティの香ばしい匂いも感じられて、ライブ感とシズル感が良い感じ。
ちなみにカウンター席もあるものの、スタッフの方が休憩で使っているのは見ますが、お客さんが座っているのは見たことがありません。それも広々とした店内、しかもテラス席もあるので、カウンターまで使わなくいいからでしょうか。
と、店内を眺めながら待つこと約15分。
こちらが「ベーコンチーズバーガー ￥1,365」。やっぱり美しい積み方で、バンズの直径とパティ・野菜類の直径がぴったり揃っています。4種類から選べるバンズはホワイトバンズ。他にはグラハム・カンパーニュ・チャバタがあります。もちろん新宿峰屋のもの。
そんなバンズに挟まるのは、自家製燻製のベーコンにチェダーチーズ・パティ・グリルドオニオン・トマト・レタスです。
このベーコンが肉厚でもちろん味は最高なのですが、香りも抜群で食欲をそそります。粗めのパティは炭火でじっくり焼かれているので余計な脂分がそぎ落とされながらも旨みがぎゅっと凝縮されています。そんなベーコン・パティの肉の荒々しさを瑞々しく支えるのが野菜たち。この相互補完関係がここのハンバーガーが食事たる所以でしょうか。
そしてこちらが「アボカドチーズバーガー ￥1,260」。ベーコンがアボカドに変わると、こんなに表情が違うものかと思うぐらい。
正体は未確認ですが、バーベキューソースのようなアクセントになる隠し味（？）と、とてもマイルドなアボカドの調和がとても気に入りました。アボカドにはブラックペッパーを塗してあるお店も幾つかある中、こちらはアボカド本来の味で勝負している感じ。もちろんブラックペッパーも好きですが、ここのパティの力強さにはシンプルな今の形が良さそう。
ちなみにセットで付いてくるポテトもお気に入り。やっぱり芋の味がしっかり味わえる大きいポテトは食べがいもあって良いですね。
接客もそつがなくてまったく不満はないのですが、店が大きいだけになかなかお店の方々とコミュニケーションを取れないのがちょっと残念です。
----------AS CLASSICS DINER----------
■住所：東京都目黒区八雲5-9-22オリオンビル1F
■HP：http://www.asclassics.com/
■食事日：09.2.14