今年の2月7日、および2月26日当ブログで紹介したバングラディシュの大学の先生で
現在鹿児島大学で水産栄養学を学びに来ている留学生カルデさんより
いきなり電話が入りました。
「ミヤケサン、イマ ラマダンネ、ヨルパーティスルネ、オクサント イッショニコナイカ」
現在ラマダンの最中で夜、パーティーがあるから奥さんと一緒に来ないかとのことでした。
はっきり理解してないまま、パーティーという言葉にひかれ、即 「OK! OK!」
夕方さっそうと出向きました。
ラマダンとは
敬虔なイスラム教徒にとっては『ラマダン』の月というのは、彼らにとっての唯一の神『アラー』に
断食という修行を通じて貧しい人々の気持ちを身をもって経験し信仰をささげる、一年で最も神聖な月のこと。
またイスラム教の開祖であるムハンマドに聖典コーランが啓示されたと伝えられる神聖な月。とあります。
今年のラマダンは8月1日から8月29日まで。その間の、日の出から日没まで「断食」をするそうです。
会場に行くとバングラデシュ、インド、パキスタン、イラン、インドネシア、エジプトなどの国々から留学生や
大学の先生など異国の方々ばかり約40人。
このラマダンの期間中、イスラム教徒の方々が毎週末の夜、集まり皆で礼拝をし食事をするそうです。
日本人は我々2人だけ。 さすがに緊張します。 オロオロ。
パーティーの前に礼拝が行われます。
初めての経験です。 どうしたものか、だだ呆然と見てるだけ。
で パーティーが始まります。 パーティーというと お酒。
のはずですが? 残念! イスラム教の戒律で飲酒はNG。 なんとなく 気が重くなりつつ ・ ・ ・
しかし、あちらの方々、非常におおらかで優しく受け入れてくれます。
気さくに握手を求めて来て、話しかけてきます、片言日本語で。
「コンバンハ。ヨウコソ。」
「オー! ニーム デスカ。ウレシイデスネ。ボクラハ、オサナイコロカラ ニームデソダッテキマシタ。」
「ニーム イイデスヨー。ソープ。ペースト。ティー。グッドデスネ」
「ナゼ ニホンデハ ニーム シラレテナイノデスカ」
「オー、ホームページアリマスカ。コンドミテミマスネ」
ニームの話で皆と盛り上がります。あらためてニームのすごさを実感。
最初の緊張はどこえやら。 片言で話しているうちに国籍も、肌の色も、宗教も
全く違和感のない、打ち解けた空間を共有できた貴重なひと時。
10月にお会いする約束をし国際交流会館を後にしました。
にむにむらっくさんには大好評のバングラデシュ料理。