Nコンがモチーフの映画「くちびるに歌を」（主演・新垣結衣）来年2月28日公開～予告動画も公開中

Nコンをモチーフにした「くちびるに歌を」（中田永一）の
映画が制作中だとを以前お伝えしましたが、
すでに撮影も終わっているようで、
予告動画が公開されています。





予告編の「手紙」を聴くだけで泣けてきますね。
舞台は「手紙」の年のNコン特番の舞台になった
長崎県五島列島のとある中学校。
特番での舞台は新上五島町立若松中学校でした。
原作もこの特番から着想を得たストーリーだそうです。


この年の特番は3つ制作されました。
「続・拝啓十五の君へ」篇は何度も再放送され、
オンデマンドで動画配信もされました。
学生だけでなく大人も涙すると話題になり、
TBSの安住アナも涙したと語っていた特番です。
私も未だに見返しては涙してます。
観ていない方、YouTubeでNHKが有料配信してるようです。

今春には20歳になった姿を追った
ドキュメンタリーも放送されました。


あらすじを読んでみると設定とかストーリーは
実際の特番とは違う部分も多いですが、
特番の中で行われた「未来の自分へ手紙を書く」ことで
悩みを打ち明けることで物語は始まります。
舞台の中学校には廃校ではない中学校を使い、
学校の空気感も大事にしているそうです。


少し、モチーフとなった2008年の特番を振り返ります。
ちなみに、特番での若松中学校の部長の手紙はこうでした。

私は今、
とてつもなくいそがしく、
少しむねが苦しいです。

このごろよく
仲間というものについて考えます。
1年後には「本当の仲間」になれて、
みんなで泣いて卒業できていますか。

コンクール後の先生の言葉も印象的でした。
（この年のNコン長崎県予選では銀賞でした）

本当にね、よく頑張りました。
銀賞って悪い結果じゃないって
絶対わかってるんだけども、
やっぱり頑張った分、
喜びを与えてあげたかったね、私は。
ごめんね、本当に…
でも、みんながこうやって命をかけて、
時間をかけてやってきた
この瞬間を忘れないでください。

だってすごいじゃん、
五島で一生懸命頑張って
銀まで行くんだから。
みんなで一つのことを追っかければ、
こんなことができるんだっていう
気持ちを忘れないでください。

アンジェラ・アキさんは特番で若松中学校を訪れ、
他にも宮城の八木山中学校、兵庫の甲陵中学校を訪れました。
兵庫県予選でのアンジェラさんの言葉も印象的でした。

さっき結果発表があって、
決勝に進んで行けるっていう風に
結果を知って喜んでいる人もいると思うし、
県大会に出場できないことを知って、
涙してる人もいると思う。

でも、今みんなが感じてるこの気持ちを、
すごい大事にして欲しいなって思うんです。
いっしょに練習してきて、
この舞台に立って、
いっしょに歌を歌って、
そしていっしょに喜んだり、
いっしょに泣いたりしているっていう、
今のこの感情こそが
一番貴重なものやと私は思います。
みんな素晴らしい歌声、ありがとう！

映画のキャッチフレーズには

長崎県・五島。
「手紙～拝啓十五の君へ～」の合唱にのせて贈る、
涙の感動作。

と謳われています。
合唱が主役の映画は不思議な感じです。
実際の合唱シーンはどんな感じで歌うのか？
実際のNコンに挑む生徒感をどこまで出してくれるのか？
気になるところです。


公開は来年2月28日に決まりました。
楽しみにしたいと思います。
少しでも合唱やNコンに興味を持ってくれる
学生さんが増えてくれればいいですね。
タイミング的に4月から合唱始められます（笑）


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