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2010年01月14日(木)

全国で感動を呼んだ、アンジェラアキと中学生の交流を描いた「続・拝啓十五の君へ」を振り返る(1)

テーマ:その他

「手紙」を通じた中学生と

アンジェラさんの交流を描いた番組が

一昨年放送されていました。
「続・拝啓十五の君へ」です。

私が知ってるだけで、

4~5回再放送されたんじゃないかな。
この番組は、先日取り上げた

TBS安住紳一郎アナウンサー

Nコンにハマったきっかけの

番組でもあります。


その番組を少し振り返ってみたいと思います。
ちなみに、この記事を書きながら

見てて、また涙が。

ちょっと長いので2回に分けています。




■ 西宮市立甲陵中学校とアンジェラ・アキ(前編)


甲陵中学校を訪れたアンジェラさんは、

合唱部の生徒に「手紙」を披露しました。
手紙の歌詞には、中学時代の

苦しさや辛さが描かれていました。

作詞のヒントは、30歳の誕生日

を迎えたアンジェラさんに

母親から1通の手紙が届けられた

ことにはじまります。
その手紙は、15歳のアンジェラさんが

30歳の未来の自分へ宛てた手紙でした。



「あたしって何なの?」

「何で生まれてきたの?」

「どの道を進めばいいの?」


と書き綴られた手紙。
30歳になった今の自分がそのときの自分に、

返事を出すとしたらどんな返事を書くだろう。
そんな思いを込めた手紙を披露したのです。



人生の全てに意味があるから
恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believig



"人生のすべてに意味がある"


というメッセージには、こんな背景がありました。

アンジェラさんは父親が日本人、

母親がアメリカ人のハーフに育ち、

15歳のアンジェラさんは"普通の人と違う"、

"見た目も違う"と悩み、

みんなと同じになりたいと

思い悩んでいました。


アンジェラさんは、同じように

悩みを抱える中学生たちに、

1学期の自分から3学期の自分へ、

未来の自分へ手紙を書くことを提案しました。
3学期の自分が読んだら、

何でこんなことで悩んでいたんだろう、

と未来の自分が肩をなでることで、

もっと強くなることができるはずだ、と言うのです。


中学生たちの手紙には、友だちとの関係、

自分への不安、生きることへの疑問…

今の中学生が抱えるさまざまな

悩みが綴られていました。


部長の田邊さんの手紙です。


--------

3学期になった自分へ
今、すごく思うのは、
自分が部長で良いのか?
ということです。
自分が引退するとき、
後輩に「やったー」とか
言われたらどうしよう…
もっと優しく接することが
できたらええのに…
クラスでも、クラブでも、
嫌われたらどうしよう…って
たまにすごく怖くなる。
クラスでの居場所が
無い気がする。

--------



2年生の河野さん(愛称・くるみちゃん)の手紙です。


--------

自分って何ですか?
何でここにいて、
ここで歌って、
苦しんで、
悲しんで、
泣いているのか、
わかんない…
「素直」になるには
どうすればいいですか?
自分と
ちゃんと向き合ってね。
つらいときは
きゅうけいしていいよ。
私はあなたを
信じるからね。


二人で一緒に
頑張っていこうね。

--------


涙で手紙が読めなくなるくるみちゃん。
アンジェラさんは涙を浮かべ、

くるみちゃんに語りかけます。



ありがとう、河野さん。くるみちゃん。

最後の"二人で一緒に頑張っていこう"って、

すごい素敵な表現だと思うし、

「手紙」っていう曲を書いたとき、

自分も2人の自分っていうのがいて、

励ましあって生きていかんといかん、

ていう風に思ったから、

そういう意味では、二人で頑張って行こうね、

っていうのは、くるみちゃん自身が、

すごいいろんな苦しい思いをしているけれど、

すごい強い自分がいるんだなってね、

感じた。その手紙で。





■ たった2人でのコンクール挑戦

~仙台市立八木山中学校~(前編)


宮城県・佐藤さんの手紙です。


--------

コンクールの日の私へ
コンクールには出れていません。

人数が足りないから。
部員は3人だけど、

1人部活に来なくなってしまい、
2人で活動しています。


それでもくじけす、頑張っています。


誰に何と言われようと、

私は合唱が大好きです。


コンクールに出られないけど、

誰よりも合唱が好きな私でいますか?


合唱に人数は関係ありません。
歌うのは生き甲斐です。


頑張れ、自分。

--------



アンジェラさんの「手紙」が好きで、

4月から練習を続けてきたたった2人の合唱部。
かつては20人近くいた合唱部も今は2人。

伴奏者もいません。CDを伴奏にしています。
人数のハンディをカバーするために、

2人が取り組んでいるのは

少しでも大きな声で歌うことです。


歌う心がないなら帰れ
「恥」を捨てろ
「自分」をもって生きろ
以上


佐藤さんが黒板に書いた部の標語です。

しかし、「手紙」は3部合唱。

3人いないとできません。
ソプラノとアルトしかいないので、

メゾを行ったり来たりで各々が1.5人前。

もっと部員がいるといいな、

と思うことはあることはあるけど、

2人でもできるので…と佐藤さん。


2人だけの部に危機が訪れたこともありました。
もう1人の部員の半澤さんが

練習に来なくなったことがあったのです。
半澤さんは、3部合唱の曲を

2人だけで歌うのは大変だと思い、

部を辞めたいと佐藤さんに申し出たのです。
1人で歌い続ける佐藤さん。
自分がくじければ廃部になると、

歌い続ける佐藤さんを支えたのが「手紙」でした。



自分とは何でどこへ向かうべきか
問い続ければ見えてくる



佐藤さんは1週間考えたうえで、

半澤さんに素直な気持ちをメールで

伝えることにしました。


--------
納得いかないだろうし、
うざいやつだと思うかもしれない


美季が怒るだろうけど
言いたいことがあります。


最後のお願いです。
まだ辞めないで。


返事まってます。

--------


半澤さんは思いました。
自分のせいで廃部になるんだったら、

やっぱり辞めないでいっしょに

歌っていた方がいいかなと思いました。

挑戦みたいな感じで…


2人は再び練習をはじめ、

Nコンに挑戦することにしました。





■ 島の中学校、コンクールへの挑戦

~新上五島町立若松中学校~


部長の3年生・増田さんの手紙です。


--------

私は今、
とてつもなくいそがしく、
少しむねが苦しいです。


このごろよく
仲間というものについて考えます。
1年後には「本当の仲間」になれて、
みんなで泣いて卒業できていますか。

--------

3日後にコンクールを控えた

五島列島の若松中学校。
部長の増田さんは、

金を取るしかない!

人に感動を与えられるような合唱をしたい、

と意気込みます。
島には高校がないので、

春になると高校進学になるために

島を離れなければなりません。


顧問の安永先生も島の出身。
一旦、島の外に出てしまったとき、

すごくきつくなるときが絶対ある。

そういうときに、もう一歩頑張れる強さ、

みんなであのとき頑張ったな、

とグッと支えられる気持ちが生徒たちに核のように、

芯となって備わってくれるように、

という思いで指導します。


コンクール当日。


心を届ける!絶対金賞!


円陣を組み、張り切る若松中の生徒。

ホールに響く島の中学生の歌声。



演奏を終えた部長の増田さんは

納得のいかない演奏に泣き崩れ、

それを励ます安永先生。

―結果は銀賞。
生徒たちの思いは叶わず、

若松中学校の夏の挑戦は終わりました。
安永先生は生徒に語りかけます。


本当にね、よく頑張りました。
銀賞って悪い結果じゃないって

絶対わかってるんだけども、
やっぱり頑張った分、喜びを与えて

あげたかったね、私は。
ごめんね、本当に…
でも、みんながこうやって命をかけて、

時間をかけて、
やってきたこの瞬間を忘れないでください。
だってすごいじゃん、

五島で一生懸命頑張って

銀まで行くんだから。
みんなで一つのことを追っかければ、

こんなことができるんだっていう

気持ちを忘れないでください。




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コメント

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1 ■涙が止まりません

この番組を見たことがないのが残念です。
すごーく見たくなりました。
読み終わってしばらくたってますが、涙が止まりません。
合唱に明け暮れていた中学時代を思い出したり、今の嫌な自分は変われるのかと考えたりしました。
次回も楽しみにしてます!

2 ■Re:涙が止まりません

>ローズマリーママさん
私も自分で書いたブログなのに、読み返して涙涙でした。何度もこの番組を見ているはずなのに。
中学時代の自分を思い出しますよね。

一昨年の再放送も、20代30代のリクエストで何度も再放送されたのだとか。
また再放送されるといいですね。
NHK様、お願いします。

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