【Nコン2010】九州ブロックコンクール・小学校の部感想を♪

九州ブロックの小学校の部が
終了しましたね。
オンデマンド配信を視聴したので、
軽くレビューします。
私の回線が非力なせいか、
オンデマンド配信が
ブツブツ切れてしまうのが辛い…

にしても、コンクールのライブ配信・
オンデマンド配信 はNコンの
新しい強みになりそうですね。
テレビでもラジオでもネットでも。
いつでも好きなときにNコンが
楽しめる体制が強化されたわけです。
もっとアピールしてもいいと思います。

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コンクール動画のオンデマンド配信はこちら 。

パンフレットはこちら 。

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【ご注意】
・専門家でない個人の感想です。
・出場校に配慮したつもりですが、
不快に思われたらすみません。

(1)山鹿市立山鹿小学校（熊本県）
【自由曲】
この地球がすきだから
(同声三部合唱)
作詞：坂田　江美
作曲：吉田　峰明
【印象】
課題曲のできはなかなか。
リズムに乗ってるのが好印象。
自由曲で高音の抜けの悪さが
目立ってしまったのが残念。
別の選曲で聴きたかった。

(2)宮崎市立小松台小学校（宮崎県）
【自由曲】
「だれも知らない」から　兄弟
(同声四部合唱)
作詞：坂田　江美
作曲：吉田　峰明
【印象】
課題曲は第一声から好印象。
自由曲はソプラノの苦しそうな
発声が気になる。

(3)宮崎市立生目台西小学校（宮崎県）
【自由曲】
消える
(同声三部合唱)
作詞：金沢　智恵子
作曲：鹿谷　美緖子
【印象】
所々発声が濁る感じがした。
もっと喉を開くといいのかも。
自由曲はよい選曲。
同校の持ち味を引き出した。

(4)熊本市立碩台小学校（熊本県）
【自由曲】
「風と人のオペラ」 から　風と人のオペラ
(児童三部合唱)
作詞：坂田　江美
作曲：吉田　峰明
【印象】
課題曲の1番の掛け声は

どういう捉え方で
あんな感じになったんだろう？
（良し悪し別に素朴な疑問。）
曲自体は丁寧な仕上がり。
自由曲は所々乱れてしまった。

(5)北九州市立日明小学校（福岡県）
【自由曲】
「花と宇宙」から　なみだの森
(同声二部合唱)
作詞：坂田　江美
作曲：荻久保　和明
【印象】
掛け声が不協和音に聴こえてしまった。
歌声自体は子どもらしい歌声で
曲想とマッチして好感。
ただ、課題曲・自由曲ともに
高音の抜けの悪さが気になった。
選曲はこの学校の良さである
子どもらしい歌声にあった
選曲がよかったのかも。

(6)西原町立坂田小学校（沖縄県）
【自由曲】
「スタートライン」 から　生きる
(同声二部合唱)
作詞：山本　瓔子
作曲：富澤　裕
【印象】
課題曲は丁寧だけど、元気よく
歌った方が私は好みかな。
自由曲はやさしい気持ちに
させてくれる選曲。
不安定になる部分もあったけど、
歌ってて気持ちよさそう。

(7)那覇市立古蔵小学校（沖縄県）
【自由曲】
「風と人のオペラ」から　風と人のオペラ
(同声三部合唱)
作詞：坂田　江美
作曲：吉田　峰明
【印象】
沖縄の小学校はこの感じで
仕上げるのが流行りなのかな？
坂田小ほどではないが、
やはり元気がなく感じてしまう。
良く言えばやさしい感じではある。
自由曲は、歌声の線が
やや細く感じるので、
この曲は不向きだったかも。

(8)伊万里市立伊万里小学校（佐賀県）
【自由曲】
おわいやれ／べごこ三匹
(同声三部合唱)
作曲：小倉　朗
【印象】
課題曲は、発声も素直で、
聴きやすかった。
「いのち　いのち　いのちのいっちょうめ
大好きなきみが　帰って行くみち」
のくだりを一番印象的に
仕上げてくれた。
もう少しソプラノの伸びが
欲しい気もする。
自由曲はユニークな選曲。
聴いていて楽しかった。
ハーモニーも楽しめ、
成長が期待できる音色だった。

(9)大分市立松岡小学校（大分県）
【自由曲】
あいや節幻想曲
(同声三部合唱)
作詞：津軽民謡　 小倉尚継
作曲：小倉尚継
【印象】
課題曲は少々不安定に感じた。
元気の良い掛け声は良かった。
自由曲は別の曲が良かったのでは？
先日の綾南中も村岡小にも言えるが、
この曲になると喉を締めつけて
歌うのはどうしてだろう？
高速すぎてピアノと演奏が
転んでしまったのも共通。

(10)長崎南山小学校（長崎県）
【自由曲】
児童合唱曲　夕暮れの歌声
(同声三部合唱)
作詞：日本語訳詞　峯　陽
作曲：ヨージェフ・カライ
【印象】
課題曲はアルトがしっかりしていて
聴きやすかったが曲想よりやや重い？
掛け声が苦しそうなのが気になった。
自由曲はアルトがしっかりしてる分、
ソプラノが弱く感じた。

(11)池田学園池田小学校（鹿児島県）
【自由曲】
風のあとから
(同声三部合唱)
作詞：富澤　裕
作曲：富澤　裕
【印象】
賞レースは別にして、
明るい気持ちにさせてくれる演奏は
好感が持てた。
ソプラノがキツそうなのが
気にかかったのと、
歌声の線がもう少し太くなれば
いいと思った。
自由曲は同校らしさが出ていて
いたのでは？爽やかな時間をもらえた。

【審査結果】
■金賞
伊万里市立伊万里小学校(佐賀県)

■銀賞
山鹿市立山鹿小学校(熊本県)
長崎南山小学校(長崎県)

■銅賞
宮崎市立小松台小学校(宮崎県)
宮崎市立生目台西小学校(宮崎県)
熊本市立碩台小学校(熊本県)

審査結果は順当だと思います。
金賞の伊万里小は納得でした。
発声も無理なく、2年前の伊万里小より
私は印象がよかったです。
四国ブロックのレビューで、

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元気な印象のある課題曲ですが、
その中にもやさしさ、切なさも
秘めてるんじゃないかと思います。
この曲、聴かせどころに感じたのは、
「いのち　いのち　いのちのいっちょうめ
ほんとうのきみが　住んでる場所さ」
「いのち　いのち　いのちのいっちょうめ
大好きなきみが　帰って行くみち」
の部分だと私は思います。
どの時間帯のどんな街のどんな人が住む
“いのちのいっちょうめ”
を表現しようとしてるのか、
聴き手にもイメージさせる
演奏を期待したいです。
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と書きましたが、伊万里小の演奏が
その答えとは言いませんが、
場面を想像しながら演奏してるな、
と思い、好感が持てました。
自由曲「おわいやれ/べごこ三匹」は、
東北地方のわらべうたなんだとか。
いい選曲だったと思います。
ブロックを勝ち抜くには無理のない
選曲も大切だと改めて感じました。

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