時々連載の「沖縄日記」ですハイビスカス

 

 今年(2013年)の4月迄、沖縄に滞在していた時に、

 琉球創始の神・アマミキヨが降臨した地として崇められている、

 「久高(くだか)島」という島に行った時の話です。


 旅行記という程の情報はなく、スピリチュアルな話もあるワケがなく、

 単に、「行って見た」というだけの話ですが、もしよろしければおつきあいくださいませ^^


 あ、と、

 テーマ「沖縄日記」を、クリックすると、

 時系列にズラズラ並んで出てきますので、

 前回の話がわからない時などはそうやって読んでくださいませ^^



 ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


 久高島に上陸できました、

 私と、

 同寮(同じ寮に住んでいた同僚の意)の黒カレーちゃん。

 (それから、白いくまくま。


 久高港の待合所で自転車を借りることもできて、

 久高島を周り始めました。


 いちばん最初に、

 久高島で重要な場所である「久高殿」という場所に行ったのですが、

 「これは、本とかでよく見る、あの建物・・」 を、

 一応写真に撮らせて頂いて、(その画像は呆けているので割愛❤致しますね)

 外から中を見させて頂いて、

 次にこちらに向かいました。



ナユミマ 三十日(みそか)日記

 いまは誰も住んでいらっしゃらない(お家が絶えてしまった)のですが、

 昔はいろいろあったそうです。


 中に入るのは・・と、躊躇していると、敷地の中にいた方が、

 「どうぞ。入っていいですよ(という、うちなー口)」 と、

 しきりに声をかけてくださるので、なら・・と、入らせて頂くことにしました。

 


ナユミマ 三十日(みそか)日記


 大里家に入って、向かって右の建物の中にあった祭壇です。 


 先程、声をかけてくださった、お掃除にいらしていた島の方に、

 写真を撮らせてもらってもいいですか? と、

 いつも以上に丁重にうかがった(つもりの)ところ、

 大丈夫とのことでしたので、撮らせて頂きました写真です。



ナユミマ 三十日(みそか)日記
 祭壇よりむしろ気になったこちら・・

 

 この向こうには何かあるのですか? と、質問してみたところ、

 まぁ、林・・という様なことでした。

 (でも、もしかしたら・・ それも割愛します❤)


 

 後で、先出の島の方に、久高島のお話を聞かせて頂いたのですが・・

 この島の伝統や歴史を前もって知っておかないと、

 (一応、くる前に郷土史などの本に、目を通したりはしていたのですが・・)

 主語のない話みたいでわかりづらく、(それ以上かも・・)

 又、方言もかなり交じっておられたので、

 残念ながら、私たちにはちょっと難しかったです。

 けれども、そうやってお話をして頂けたことが、嬉しかったです。

 

 この島では、

 当たり前みたいに、いまでも、ふつうに、

 伝統と言いますか、島のきまりが生きているということが、伝わってきました。

 そういうことを目の当たりにしたり、感じられただけでも、

 この島へきた意義と甲斐があったと思います。



 大里家をあとにして、


 何人(なんびと)たりとも入れない、

 大切な聖域だという「クボー御嶽(うたき)」 に、

 何人(なんびと)とも入れないことは知っているけど、

 寄らせて頂きたかったので、向かいました。


ナユミマ 三十日(みそか)日記


 勿論、入りはしません。

 入れないし、何もないので、黒カレーちゃんには申し訳なかった程です。

 (「何もないんだねぇ」と、笑ってたし・・

  でも、そんな黒カレーちゃんこそ、見えない力に守られてるっぽい気がしている私です、余談ですが)


 でも、聖地ほど、「何もない」場所である必要があるのかもしれないなぁ・・

 人間が立ち入ると、場の雰囲気とか変わったりとかしそうだし・・



ナユミマ 三十日(みそか)日記
 でも、こっそり入っちゃおうと思っちゃう人も いるのだろうな・・
(わざわざ久高島にくる人に、そんな人は、多くはいない気もするけど)

 

 誘われる様にフラフラと入ってしまう人くらいしか、用とか意味がないんでしょうけどね。  



 きた道の林を抜けると、

 ロマンスロードという道がある様なので、

 海沿いをサイクリングしながら、島の先端迄向かおうぜ、というコースになりました。


ナユミマ 三十日(みそか)日記


 こんな画像を撮ったりしてると、どうしても黒カレーちゃんに置いて行かれることになるので、

 「先、行ってていいよ~」 と、言うのですが、

 遠くで律儀に待っていてくれています。(↑画像でも)

 やさしいなぁ・・というのもあるし、

 黒カレーちゃんは足が速いので、自分が本当に置いて行くと、誰も追いついてこれないことを知っているのかも。

 私は特に、ふつうの人より(歩くのも)遅い方だし・・


 しかし、ロマンスロード、 

 その甘いネーミングの道のワリに、思いもかけぬ障害物が・・


 なんだ、なんだ、ハブでも出たか・・?!



ナユミマ 三十日(みそか)日記
 水溜まりがっつ! おーまいがっつ!!
(※ 本気で)

 ・・まぁ、本当に万が一に水落したとしても、

 死にゃしませんけど・・

 かなりの重傷を負いますね、ぬいぐるみは。(特に彼は白いし・・)

 

 ↑画像を撮ったあとは、借り物の青いバックにしまい、

 蓋も閉め、用心深く、水溜まり傍を通過しました。

 蓋がパカッと開いて、白いくまさんが飛び出して落ちたら大惨事ですし・・


 ブ

 ブ

 ブ

 ブ・・


 無事、やり過ごし、

 黒カレーちゃんにも追いついて、

 海に向かって行くと・・


 出ました、

 ハブ・・ではなくて、海です。


ナユミマ 三十日(みそか)日記
 沖縄本島が見えます

 いつもは、あちら側から、

 いつかこちら側(久高島)へ行きたい・・と、思って、見ていたんだね・・

 ようやく、これたよ・・

 と、

 いう様なことを考えながら、しばし眺めておりました。

 


 この後は、島の端を目指します。


 とりあえず、端へは行きたい。                                  

                                                      ③へ いつかつづきます