秋の島を巡る船ツアー・・本日、最後の寄港地です。

 

ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

             レトロな雰囲気・・何だかセットの様な位・・


 「みたらい」とは・・

 漢字だと「御手洗」と書きます。


 大崎下島という、江戸時代の港町の景観を遺している場所のある島です。

 かつて、船の動力が風と潮だった頃波

 風待ち潮待ちをする場所として、栄えたのだそうです。


 と、いうワケで・・ 前回記事の答えは「大崎下島」でした。

 この港から上陸して、右手に行けばみかん選果場だったんですね。



ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

            \大長みかんの島へようこそ!(なんてね)/


 今回は、港から左へ向かって行くとある、「御手洗・町並み保存地区」へ。

 

 が・・ 有名どころは今回、外し気味にします。

 最初に断っておくと、私が編集しやすいです(笑)。


 ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

 地元の人からしたら、驚く程何でもない小道なんでしょうが・・

 他所者からしたら、何となく雰囲気感じるのはこういう場所なんですよね。


ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記 この辺り(地域)へくると・・


 たこよりたーらこー♪より、穴子(あなご)の方が名物なんですかね。私も穴子も好きです。

 広島県でもだいぶ、西寄り迄きたんだなという気がします。


 この海沿い防波堤ストリート(地名じゃないです、念の為)には、


ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記
こういうレトロ品を並べた家(?)があったり・・
ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

「おちょろ船」を作っているおじ(い?)さんがいらしたり・・ 


 ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

 おっかなくはないです。こうして撮らせてくださってます(^-^)。


 無責任に聞こえるかもしれませんが・・

 こういう生き甲斐が(に)あっていいなぁ・・と。


 さて、↑の船、何に使っていたか・・??


 七福神専用・・ あぁ~・・違います^^ (宝船じゃないからっ)


 答えの前に、

 島にあった、とある建物の紹介を・・



ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

 ・・ここは、

 昔、遊郭だったところだそうです。


 因みに、現在、耐震性の問題で立ち入りできないそうです。

 で、改修工事が始まるかもしれなくて、そーするとシートで囲っちゃうそうなので・・

 これを見て、急いで見に行きたい方(毎度のことながら・・いらっしゃるのかな?)は、

 お早くどうぞ。入れませんけどね・・


 で、遊郭。

 ここだけじゃなくて、島に4軒もあったとか。結構ありますよね。

 昭和33(32年説あり)年に売春禁止法だったかができる迄は開いていた・・とか。

 結構最近迄、やってたんですね。(?)

 が、こういうところ迄、これるのは・・

 と言うか、島へ上陸できるのは、船でえらい人だけで、

 下っ端は船で留守番してないといけなかったそうなんですね。


 ・・で、先程の、おじいさんが作られていた、「船」の登場です。


 おちょろ船と呼ばれるあの「船」に、

 遊女を載せて、沖へ出ていたのだそう・・

 あぁ~・・成程。

 全ての合点がいった。・・そんな声を出したのは、私だけではありませんでした。

 大体のそこにいる大人なら、全て悟ったというか・・ハイ。


 島にいた遊女は、島外から連れられてきた少女たちだったそうです。

 が、大体二十歳を過ぎると・・終わりだったのだとか。

 ・・それから何処へ行ってどうしたんでしょうかね・・ 

 自分の人生を何だと思っていたことか・・ 


 昔の日本の仕組み・・ うまく回していた反面、その回転するものに踏みにじられて

 生きるしかなかった人たちの苦悩・・ 

 いつの時代でも、何処でも、世界の遠く迄行っても、どんな小さな島に行っても・・


 小さな島で悪かったな!\(*`∧´)/


 島内巡りに戻ります。


ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

                 「みたらい」マンホールの蓋


 私は特にマンホールマニアではありませんが・・出先の画像として、よく撮りますね。

 おなじみ感もそろそろ出てるのかも・・(笑)



ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

           こんな、キレイ(だと思えるよう)な神社にきました。


 この鳥居をくぐって、神社の奥~に、


 ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記 御手洗発祥の・・


 元?になったとされる井戸が・・ 

 何かいろいろ聞いたのですが、ちょっとうまくまとめられません。

 手持ちの資料のどれにも載ってないし・・すみません(・_・;)>

 が、この井戸の←方向にある、

 こちら・・↓


 ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記 願い事をひとつ、


 できれば、口に出して言いながら通れば、願いが叶うと言われているんだとか。

 私は撮影(そんな大それたものじゃありませんが)をしていたら、

 最後になっちゃったので、無人になったこの機に、

 こそこそ声に出して通過しました(できました)。


 「百個願いが叶う様に」


 なんてのじゃなく、

 こういう時・・こそ、謙虚になるものですね。

 (ひとつだけ、これだけは、というのをお願いしました)

 何をお願いしたかは秘密はーと・・ですけど(*^o^*)。


 【後日追記】 ですが、その願いはあんまり叶えられな・・ 


 
 ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記 ひきつづき、散策を・・


 そうこうしていた(何処をどう歩いてきた)ら、こんな建物の前に・・


ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

  ドーン!\(ノ´▽`)/


             ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

               「乙女座」って書いてある・・処女宮か?


ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記 いえいえ、ここは芝居小屋


・・じゃなかった、劇場だったそうです。

 元々は造船所だったとか・・ 又、思い切った方向転換ですね。


 実は、こんな御手洗い(WCの方)も、あったりして・・


ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記
これも「乙女座」?

 私もそういう星座のもとに生まれているんで・・ちょっと複雑でしたよ。内心。


 って、この御手洗い自体を指す看板ではないかも・・ 

 しかしこの配置では・・(笑)

 資料館みたいな建物がすぐ脇にあるので、それのことなんでしょうね・・多分。

 

 さて、何だかまとまりませんが・・(自覚はある)

 これにて今日のツアーはおしまいっ!!です。


 帰りは・・なんと、見送る人あり!!(今回のボランティアガイドさん)

 念願の(?)、見送りです。

 今回のB.G.Mはあの歌にしなければ!!

 (各自、脳内に自動再生してください)

 

ナユミマ 三日月(さんかげつ)日記

 手をふ~る人に 笑顔でこた~えぇァゲァゲ

 島をはなれ、故郷の街へ、は~るば~る・・の♪


 ・・って、平成の大合併で、

 この島も現在、「呉市」になっており・・(私は呉市民ですので・・) 

 いわば、市内観光でしたアセ                            エヘ(^^ゞ                                           



 現在、この大崎下島へは、本土から橋が掛っており、

 (84日目①の「あきなだ大橋」から)、

 ふつう~に車で渡ってこれるんですね車DASH!・・お金はかかりますが・・(有料ってことで)

 まぁ、今回、どうしたって消化不良なので・・又、来島したいと思います。

 今度は祝祭日でもなくて、島が動いている日に・・ 


 長々と、おつきあいありがとうございます&おそまつ様でした。         終