基本練習 感情を筋肉に載せる | 札幌の社交ダンスと競技ダンス☆前掛けブログ

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社交ダンス、競技ダンスについてのお話です

フリーアームの使い方で

悩んでいる方は多いと思います。


以前、ハンナ・カチューネンに

レッスンで聞いたことがあります。



前掛け「フリーアームの使い方を教えてください」



このとき、僕が聞きたかったのは具体的な

アームの軌道や筋肉の動かし方。


どの筋肉をどう動かせばかっこよくなるのか聞きたかった。



ハンナ「使い方を考えるんじゃなくて、

     意味を考えてね。

     そのアームがどういう意味があるのか」



意味か・・・・



もうちょっと具体的にいえば「感情」と言えます。

そのフリーアームはどういう感情で使っているのか。


・相手を誘いたいのか

・相手に近寄りたいと思っているのか

・相手を拒絶したいのか

・周りに対してアピールしているのか

・自分の体に視線を集めようとしているのか


ただフリーアームを動かそうとしても形にはなりません。

いや、形にはなるんだけど、中身が無い。


中身が無いと感動を与えることは難しい。



「どこの筋肉をどう動かして」



という意識から



「どういう感情で」



という考え方にシフトしていくことが大切です。


感情が先に起きて、そこから筋肉を動かしていく。

感情を筋肉に載せると言います。


こう言ってもちょっとわからないときは

これをしてみて下さい。


「エアコンタクト」


エアってなんだ~(笑)


2人がくっついていて女性が

「男性の顔をいとおしく触る」とします。


くっついた状態から離れて行って、2メートルくらい離れて

同じように「男性の顔をいとおしく触る」フリをします。


これで感情の載ったフリーアームができました。


離れた状態でくっついた時と

同じアームの使い方をするのです。


くっついて抱きしめているのを、離れて抱きしめる。


まさに「エアー」


悩んでいる方はトライしてみて下さいね♪



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