札幌の社交ダンスと競技ダンス☆前掛けブログ

札幌の社交ダンスと競技ダンス☆前掛けブログ

社交ダンス、競技ダンスについてのお話です


はじめまして


僕は社交ダンスのインストラクターをしています。


学生競技ダンスからはじまり、プロになって

経験してきたこと、学んだこと。


社交ダンス・競技ダンスの事について

面白く書いていきたいと思います。


ぶっちゃけトークも飛び出しますが、楽しんでいただければ音譜



社交ダンスは様々な魅力に溢れています。



最大の魅力はやはり


男性女性組んで踊ること。



社交ダンスのインストラクターは美男美女が多いですよ(笑)


興味が沸いた方は近くの

      社交ダンス教室にレッツゴーあし



下の目次からお入りください↓



目次

 ◆北大競技舞踏部時代

 ◆プロになって

 ◆テンションの上がる言葉

 ◆楽しい失敗談

 ◆基本練習

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こんにちは!前掛けです。

突然ですが、
ブログを引っ越しました。

コチラです↓
「社交ダンスと競技ダンス 前掛けブログ」

今後は新ブログのほうで更新していきますので、
お手数ですが、ブックマークの登録、お気に入りの登録は
新ブログのほうでお願い致します。

このブログを削除することはありませんので、
今までの記事は変わらず読んでいただくことが出来ます。

改めまして今後ともよろしくお願いいたします。
「もうやってらんない。やーめた」

こう言い放って僕は玄関のドアを
ドカーンと蹴り、教室を出て行った。

自分がレッスンを受けているにも関わらずだ。

そんな自分を何度も想像しながら
踊っていた。

僕は滅多にキレることはないけど、
この日は違った。

それぐらい追い込まれていた。

追い込まれすぎて逃げ場がなくなると
感情的にキレるしかない。

コーチャーがいろいろと叫ぶ。

「音楽に合ってない!」
「乗ってない!」
「何回言わせるんだ!」

この日はいろいろうまく行かなかった。

自分の踊りもうまくいかないし、コーチャーの機嫌も悪い。
更にどんどん重箱の隅を突くように細かい要求が増えてくる。

こっちをやろうとしたらあっちができていない。
あっちをやろうとしたらこっちができていない。

「そうじゃない!」
「君は何を考えているんだ!」

基本的にどんな細かいことにも
妥協をしないコーチャー。

何をやってもダメ出しされる。
一生懸命にやっているけど、一向にうまくいく気配がない。

そしてコーチャーの厳しい声が飛ぶ。
僕の我慢リミッターはもう限界直前まで達していた。

僕のことを思って、いろいろと言ってくれてるんだけど
それすらも考えられなくなっていた。

踊りながら、

「入り口のドアを蹴っ飛ばして出て行ってやる!
 もうダンスなんてやめた」

なんてことを考えていて、
ホントにブチ切れそうになる直前!!

様子を見ていたスタッフの先生が止めに入ってきた。

「先生、お電話です・・」

これで頭がクールダウンできた。

いや~コレがなかったら本当に危なかったね。
その間に冷静さをなんとか取り戻し、
残りのレッスンを踊りきりました。

あの時キレてたら今の自分はなかったです。





昨日の”どういう感情で踊っているのか”
の続きですね。

ダンスを踊っているとき、2人の間に
感情の流れが見えると魅力的です。

どうすれば感情が見えるのか?

単純に「あなたが好き~♥」

以外にも方法があります。

それは
相手の体と自分の体が半分溶け合うような
感覚を持つこと。

溶け合うという部分は”混じりあう”でもいいし、
”一体化する”でもいいですね。

表面で弾いてしまうんじゃなく、染み込むような。

イメージとしては、

撥水加工された記事の上に水滴を落とすと
水がパツーンて弾かれちゃって、球状になりますね?

そうじゃなくって

CMでやってるような吸収力抜群のタオルに水滴を
落として一気に吸い込まれちゃうような、です。

例えば、女子が男子の左胸に手のひらを
当てるようなルーティンがあったとします。

その時に、

女子は男子の体の中を触ろうとし、
男子は自分の体の中を触らせようとする。

こう書くと、なんだかイヤラシイ感じに
聞こえそうだけど、全然そんなことないよ(笑)

別の言い方をすればインナーマッスルで
相手のインナーマッスルを触ろうとする感覚?

実際にインナーマッスルなんて言われても
「どこにあるの?」
って僕は思うんだけど、そんな感覚なんです。

触ることも見ることもできないから
イメージだけになっちゃうんだけど。

そうすることで
”二人の意識がお互いに向き合う”のね。

カップルの間に、外から見ている人には
入れないような空気が出来上がります。

相手と「もっと深い関わり合いになる」
ことができます。

こういうダンスを見ると、
目が離せなくなってくるんです。

ただ胸をぺちーんって
触るだけじゃ中身がゼロでしょ?

何気なく触るところでも、相手の表面だけじゃなく
中身まで触ろうとすると、全然違ってきますよ。

この方法でもカップル間で感情を込めて
踊っているように見えてくるんですね。