6/2(木)~6/6(月)まで
ATJ名古屋校にてトレーナーコースの授業。
同時進行でトレーニーレッスンも行われている中の
トレーナーコース。
2ヶ月に1度名古屋で教師を目指しているトレーニーのみなさまと
お会いできるのも新鮮な気分。
そして、トレーナーや一緒にトレーナーコースのトレーニングを受けている
岡山校教師とお会いするとちょっとほっとします。
アレクサンダー教師にとって、
生徒さんに触れる(hands on)することは、
大切な手技の一つ。
手技を用いて、
抑制し、方向を指し示す。
FM氏が手を使い始めたことにも意味があり、
それは自己の使い方第4章について書いたブログに掲載しています。
たぶん、私の理解が
生徒さんが無意識にやろうとしていることを抑制し、
上の方向へ導く手段だと思いながら、
ワークしていたようのように思い返しています。
FM氏の言葉を引用します。
それから彼に依頼して上記の方向性を投影するように
してもらいながら、同時に私は自分の手を用いて
新しい感覚の実体験を彼に与え続け、
それを通してこうした方向へ対応する使い方が
生じるとわかってもらったが・・・
「自己の使い方」第4章P136
「生じる」・・・生徒さんの内側から生じてくる
あらためて読み直すと・・・そのように解釈ができます。
パトリックマクドナルド氏の「As I see it」の一節
◆することやするのをしないこと(Doing and Non-doing)◆
もちろん、するのをしない、ためにある種のことをするのだけれど
とても精妙になる。差異が存在し、
することにおいてはあなたがそれをする、
その一方で、するのをしないことにおいては、
それがあなたにする。
人によっては一度も実践的な経験が無く、
アレクサンダーテクニークを知らないが、
そんな人にこれではわけがわからない。
「テクニークの真髄」P48
「することにおいてはあなたがそれをする」
「することをしないことにおいては、それがあなたにする」
あなた自身がそれをするのか?それがあなたに働きかけているのか?
することをしないためには、することをまず止める
意識的調整を学んだ過程で今ある技術や知識でさえも、
「習慣」の中にいる可能性もありうる・・・
見えるもの・聞こえるもの・そしてそれを実体験しながら
日々の実験は進んでいくのでしょう~
自宅に帰ってきたら、ルッコラたちもきゅうりたちも・
ビックリするほど成長していた~
急に成長したのか?
きっと毎日、ちょっとずつ進んでいるはずですね~
意識的調整・ワークスクール
岡田 吏笑
http://ccws.jp/