新幹線内で起きた焼身自殺は無差別テロである | 災害危機管理アドバイザー和田隆昌のブログ

新幹線内で起きた焼身自殺は無差別テロである

世界一安全な乗り物、自分も良く利用する新幹線の中で焼身自殺を図った乗客。

これは自殺ではない。無差別テロである。

公共交通機関であり、多くの乗客が数百キロの移動体の中でそんなことが起きたら

いったいどんな結果になる可能性があるのか。事態はもっと最悪の事故の可能性もあった。

そして、不幸にして全く無関係の女性も巻き込まれて亡くなってしまった。

被害者の氏名や顔写真は出ているのになぜか犯人の氏名や顔は報道されない。

車内アナウンスや駅のテロップに「油をかぶったお客様がいた」などというのは

どうも納得がいかない。


これを機に新幹線の警備が厳しくなり、手荷物検査をするようになったら、その経済的な
影響は想像を超える額になるだろう。

新幹線そのものの安全を否定するものではないが、鉄道警察などが常時車両を見回るなど

警備の体制を整える必要があるかもしれない。

全く腹立たしい限り。人に迷惑をかける死なんて最悪だ。