クレジット決済の時には利用していたPayPal(ペイパル)ですが、分割払いの機能があるとは知りませんでした。しかも、分割手数料は無料で利用できるので、余計なコストはカットできるのがとても嬉しい。
今回は、個人事業の方でも利用しやすい分割払いができるペイパルについてご紹介していきます。定期決済が必要な会員サービスをおこなっている方や、ネットでクレジット決済を導入したい方におすすめの機能です。ぜひこの記事を読んで、導入してみてください。
では、始めます。
ペイパルでかかる実際の手数料について。分割手数料は無料。
手数料や使用料金などは、一番気になる部分だと思いますので先にご紹介しておきます。
アカウントの開設 | 無料 |
---|---|
オンライン支払い | 無料 |
残高引き出し | ¥50,000以上は無料 ¥49,999以下は¥250 (日本国内の銀行口座宛) |
資金の受取り | 2.9% + ¥40 ~ 3.6% + ¥40 |
アカウントの維持手数料は無料です。またお客様がクレジット決済をする際にかかるペイパルの手数料などもありません。
お金を受け取る時と、ペイパルアカウントから自分の銀行へ送金する時にかかります。
お金を受け取る時にかかる手数料
お客様から一度に受け取る金額が『¥0 ~ ¥300,000』の場合は、その金額に対しての3.6%と¥40が手数料としてかかります。
おそらく個人事業の方であれば、だいたいこの手数料となるのではないでしょうか。もっと高額な場合には手数料が若干安くなります。
ペイパルアカウントから自分の銀行へ送金する時の手数料
¥50,000以上であれば手数料は無料です。しかし、¥49,999以下は一回につき¥250の手数料がかかります。
なので、もし一回の支払いが¥49,999以下の場合は、¥50,000まで貯まるのを待ってから自分の銀行に送金した方がお得になります。
これが、ペイパルの基本的な手数料です。
他に分割を利用する際に手数料がかかりそう、と思うでしょうが、ペイパルではその手数料は一切かかりません。上記の手数料のみで利用できるので、とてもお得に利用できるのです。
実際にどういったかたちで取引するの?結構簡単なのです。
取引する方法としては、一般的に2パターンあります。
メールでの決済
ペイパル決済ページへのリンクをメールに貼って、お客様に送信します。
お客様は、その送られてきたメールのリンクをクリックし、必要事項を入力すれば決済は完了となります。
購入ボタンからの決済
ホームページなどに専用のボタンを設置し、お客様にクリックしていただきます。
お客様が、その後に表示されるフォームに入力すれば決済は完了となります。
どちらも簡単にできます。
私は、いつもメールでの決済を利用しております。
ペイパルアカウントからお客様のメールアドレスと金額を入力し、メールに実際に表示される挨拶文を入力して送信するだけです。
これらは、一括払いでも分割払いでも、どちらでも利用できます。
分割払いの設定方法は以下のサイトで3ページに渡って詳しくご紹介されておりますので、ご利用の際に参考にしてみてください。
Paypal定期課金ステップ1 | Paypal 日本語解説
では、また書きます。
【追記:2014/3/10】
コメントにてご質問がありましたので、追記します。
このペイパルの機能には、支払う側が途中でキャンセルすることが可能となりますので、サービス内容によっては、ある程度の信頼関係が必要となります。
途中でキャンセルできるようなサービス、例えば、コンサルティングサービスなどでの利用には向いているかと思います。しかし、ホームページ制作などでは、しっかり契約書などを用意しないといけない場合もありますので、ご注意ください。
不安な場合は、リボ払いなどを利用した分割支払を勧めた方が良いかもしれませんね。
※支払者側が利用しているクレジット会社によってはリボ払いに対応していない場合もありますので、こちらもご注意ください。