妊婦さんも産後も赤ちゃんもケアしています。
ナチュラルケアセラピスト朋子です。
昨日ご紹介した映画玄牝での吉村医院でのお産シーン、
すごく美しいのです。
(言葉にならないくらいに)
あんな風に産めたらいいなぁ。と感じるでしょう。
いや、もしくは、
お産を病院でされた大半の方々は、
ありえへんと
いうかもしれません。
実は、私、7年前吉村先生にお会いするまでは、私自身がどう感じるか
怖かったんです。
自然なお産に憧れて産科に勤務したときに改めて
吉村先生の著者を読んで、わぁお、アグレッシブ!
そんなの見たことない!
死ぬものは死ぬって!医療者としてどう?
と突っ込みたくもなってたから
大学病院で実習生時代も、勤務した医院でも、
見たことないようなお産
あまりにかけ離れてて、
驚きだったのです。
岡崎に出向き、
吉村先生と講演依頼のためお会いし
食事しながらいっぱいお話しして、
真摯に向き合った結果、
シンプルなこたえに導かれて
お産における医師としての立場も考え
あのようなものになったのだと
腑に落ち
そのあとも、
さまざまな形でお産に携わらせていただき、
吉村先生やさまざまな方々のおかげで、
目から鱗がポロポロ
です。
あの美しい出産シーンとまではいかなくても
いのちを産み出す、
いのちが産まれるその時を、
不安でなく前向きに捉え、自然の波にのり、
自分の力、赤ちゃんの力を信じてお産できる方が
ひとりでも増えたらいいなぁと
いつも願っているのです。
そう簡単なことではない
本質的なものですが。
いのちはめぐる。
そのいのちの営みは
美しい
そう胸に響くような
河瀬監督の撮す
自然、花、木々、光、人々
こころに響く映画です。
どんな形でも、
いのちの出逢いがあたたかなものでありますように。