鳴門に大塚国際美術館と言う とても大きな美術館があります。
ポカリスエットやボンカレー 最近ではソイジョイなどで有名な
大塚製薬という会社が造った壮大な計画の基 １０００枚を
超える世界の絵画が 飾られている とにかくすごい美術館
なんです。陶板芸術 絵画を写真複写して それを陶板の上に
数百度の温度で焼きつけて 一枚一枚作る作品。
コピーと言えばそうなるも その数とスケールの大きさから
感激さえ覚えてしまいます。モナリザからゴッホ ゴーギャン
ピカソ ルノワール モネ など誰もが見たことあるような作品から
中世の宗教画 スペインのプラド美術館 フランスのオルセー
美術館など 世界中の美術館からかき集めたような作品群。
原作者 著作権を持つ関係者から 陶板にする許可を全て取り
単に絵画だけでなく その空間をそのまま作り出している場所も
少なくありません。最後の晩餐の ミラノの教会の食堂
バチカン市国のシスティーナ礼拝堂壁画は圧巻。
天井の局面壁画まで全て実物大に造ってあるんですよ。
絵画に詳しい人なら 丸２日は楽しめちゃう。
歩くと４キロほど ３，４時間は見て回るだけでかかる
広さ。ゴッホの絵なんか 自画像も ひまわりも
こんなに近くでいっぺんに見ちゃって良いのって感じ
なんですよ。
何故 大塚製薬がここに造ったか？
創立は鳴門の工場から始め オロナミン軟膏や
オロナミンＣで成功した同社が 今でも工場がある
創立の地 鳴門に少しでも還元しようと 敢えて
この地に造ったという。これだけの設備を 東京や
大阪 神戸あたりにつくるも大変ではあるが 恐らく
今のこの美術館の知名度何十倍にもなり より
多くの人たちが見る 知る機会もあろうも 鳴門に
これだけ 世界に冠たる美術館があるとなど
私も知らなかった。
鳴門を訪れるに 渦潮だけでなく 大塚国際美術館
一見の価値あり。世界中を旅して 芸術品を一つ
一つ見るのも一つ ただ一か所で これだけの
作品に触れる機会を作ってくれた事に 感謝したい
