世界の中心で、愛を叫ぶ | ・・・の続き

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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。


忘れておりましたが
コレ、先週あたりに観てみました。

原作は読んでなし。
コミックスは読みました。去年の春。
漫画で、うっときたのは彼女の病気やらではなく
初恋のひとの骨を欲しがる爺に泣かされました。
そんなに初恋っていいのかな~、とこの漫画で感じ

その後「冬のソナタ」を観ることになるのですが
こちらも初恋。そっか、そんなに後を引くものなのね、と自分の
いくつあるんだかわからない初恋を反省。
こころのBGM・斉藤由貴「初戀」あ、変換できました。
いとしいとしと言う心。

映画は、正直期待しておりませんでした。
コウさんという女優さんのドラマも観たことないし。
漫画ではほんのチラリ加減な「律子」の過去と現在の交差具合
わたしはいいな、と想いました。ちょっとオールドボーイを浮かべつつ。
とはいえ、過去自分と現在自分の学校でのすれ違いという設定のことよ。

大事な手紙を持って事故、なんだか韓ドラにありがちなのですが。
でもキッツいでしょうなあ。死にゆくガールフレンドと一緒に
ウェディング&タキシードの写真が存在するということは。
そりゃ後ろ髪ひかれっぱなし、だろうと想われ。
わたしだったら、死んじゃったらわたしの存在を全部忘れていただきたい。
と悟る不惑エイジ。
そうじゃないと相手が進めないじゃ~ん
とここでケンカを売ってもしかたのないことなのですがー。
86年が舞台で「SOMEDAY」はちょっとアレかなあ。

しかし、ベタなあらすじなのですが「セカチュウ」に取り込まれる人々。
友だちのご主人もすっかり嵌っていろんな関連グッズを揃えたとのこと。
どこに魅力が?と青筋たてて考察するよりも、素直に
長澤まさみちゃんの笑顔を愛でるほうが、この作品の味わいかたかも。
もーいい!まさみちゃん。
カラリとした空気感。もしや友だちのご亭主は、ここらあたりに
ずっぽりと ヤられてしまっているのかもしれない。溌剌ぅ。

シナリオ坂元裕二さんとのこと。よかったです。
画面としては、雨が窓をつたう筋やら その影やら、綺麗でした。
かといって、「買いたい」「読みたい」沸点までは達せず。


タイトル: 世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション