こんにちは!

先日の打ち上げパーティでの出来事。
いや、これと似たような事は日常茶飯事なわけだが…

今回はその瞬間をカメラに収める事に成功した。

麻倉もも、満20歳の立派な〝成人〟であるが、その行動、その言動には時々3歳児を感じさせるものがある。

その代表格といえるのが、件の瞬間である。


〝こぼす〟


麻倉ももが好んで食するのは、カカオが多量に含まれたパウンドケーキ状のものや、またそれに類するものである。

一度気に入ったものは、いくつも食べる習性があり、口癖は

「これ、もう誰も食べない?じゃ持って帰ろー(●・▽・●)」

である。

口一杯にお菓子を頬張り、もぐもぐする姿はリスに似ているが、その表情は最上級の幸せに満ちていて、他種には表現し得ないものがある。

この現象は、私が彼女を〝もちょ〟という固有の新生物だと決定づける要因ともなった。


もちょにお菓子を与えた時の反応を調査し続けてきたが、結果は一貫していた。

「え、いいのっ(●・▽・●)!」
「うん、食べな食べな」
「ひゃー(●・▽・●)」

ちなみに、差し入れにお菓子がきた時、真っ先に声をあげるのは、言わずもがな もちょである。

口に頬張る段階では、前述の通り、最上級の幸せを体現していることが多いのだが…

ここで安心して目を離すと大体こうなる。

ボロボロッ


「 あぇー(●・▽・●)」



その確率97%

「あー!またこぼして!」
「ひゃーっ(●・▽・●)」

この〝こぼす〟という現象は、もちょが幸せそうにものを食べ、人の声が届かなくなるほど、その幸せにのめり込んでいく瞬間に起こる。

そのため、物が落ちる瞬間と、彼女がそれに気づく瞬間には若干のタイムラグがあることが、最近の観察でわかってきた。


今回カメラが抑えた写真は、差し入れのチョコレートブラウニー(写真手前に見本あり)を落とした(と気づいた)瞬間である。
【撮影協力:大関英里(ぜっきー)さん】


こぼす物が固形物なら問題ない。
しかし、液体だった場合、ちょっとした騒ぎである。

実際、彼女の私服に液体が飛び、しみ込んでいく様を何度となく目撃している。

私服ならまだいい。
これが衣装だった場合、これはもう事件である。

彼女が衣装を着ている時に、物を食べたり飲んだりしようとすると、大体誰かが

「こぼさないように気をつけてね」
と声をかける。
その返事は100%、
「大丈夫ですよ~(●・▽・●)」
なのだが、本当に大丈夫な確率はたった3%であることを彼女は知らない。


さて、
此度の麻倉もも観察日記では、彼女の特性「こぼす」をテーマに実験、観察をしてきたわけだが…

その最中、私は気づかされた。

美味しい物は、それを美味しいとストレートに表現できる生物に与えてこそ、真の力を発揮する。
それすなわち もちょ である。

彼女が「こぼす」のは、最上級の幸せを感じている時…つまり彼女は、

97%の確率で「最高に美味しい」と感じているわけである。
彼女には口に含むものすべてが「最高」で「最上級」なのである。

まったく手のかかる20歳児(●・▽・●)ではあるが、こういう所は本当に羨ましいものだ。

私も美味しいをストレートに表現できるようになりたいと思う。


もちろん、「こぼす」以外の方法で。




ばいナーンス( ´ ▽ ` )ノ