「都心上空を低空で飛行機を飛ばす」という、考えられないことを国土交通省は進めようとしています。 

「国交省は、安全性について検証していない」と言っているにもかかわらず、新聞は、地元自治体と近く合意と報じました。

先日、大田区が国交省に提出した要望書で、大田区は、騒音と落下物防止の具体的な実効策を要望しています。

はたして国は、実効力ある落下物防止策を示すことができるでしょうか。
上空で機体に付着した氷や、部品が、着陸で車輪を下ろす際に、落ちることがあります。
成田空港は、1978年開港以来、落下物対策を行ってきましたが、海で車輪を下ろすことで減らしたものの、0にはなっていません。

田んぼや畑の多い成田空港周辺でも、年数回確認される落下物。これを、都心部で0にすることは可能でしょうか。
少し減らせばそれで良いものでしょうか。

以下の大田区が国交省に出した書類には、
 落下物を防止する実効性ある具体策を検討するなど、航空機の安全策をさらに進めること。(松原忠義大田区長要望)



と書かれていますが、検討し、進めれば、落下物、経済利益のためなら、ちょっとくらい良いですか?

今日、夜、「首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」で関係自治体の受け止めについて話し合われます。

各自治体の首長さん、首都圏何百万人もの命がかかっています。安全策についてちゃんと検証してくださいね。
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本日7月28日(木)夜
「第4回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」が開催され、
第3回協議会以降の取組と各関係自治体の受け止めについて話し合われるようです。



「第4回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」の開催について

http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku07_hh_000094.html