今日は
一年に一度しかない
エイプリルフール
誰かに嘘をついてやる気満々で会社にいったのに
技術部Iさん(おっさん)が最近お気に入りのCMの
パロディ
『Iさん篇 20秒』を作ってあげたりして
Iさんがツボにハマって
なんども繰り返しつぶやいてるのを聞いて笑ったりしていたら
すっかり
嘘をつくのをわすれてしまいました
なので
エイプリルフールの想い出を書いて気を紛らわすことにします
当時私は20歳くらいのピチピチギャルでした
ギャル男は
多分中学生くらいです
夜
家に帰る途中
ギャル男にメールを打ちました
猫を拾ったから
連れて帰るね!
もちろん嘘です
色なども詳細に記入してみました
後に知ることになるのですが
ギャル男は
あっさりと私の嘘を信じて
尋常ではないテンションになっていたそうです
奴の猫好きは
異常なのです
かーちゃんが
エイプリルフールだよ
と言うと
なんと
中学生にも関わらず号泣
意外に可愛いところがあります
私が家に帰ると
かーちゃんが
申し訳なさそうな顔をして話しかけてきました
「あんたに
言わなきゃいけないことがあるんだよね…」
なんと
夕方私の部屋の窓を開けておいたところ
コウモリがはいってきたと言うのです
私の地元には
多分
奥多摩の洞窟からやってきたと思われるコウモリが
夕方になるとそこいらにいます
中学のとき男子が捕らえてきて間近で見たことがあるのですが
まあるい黒目がなかなか可愛いけど
羽根がベロア素材だったことが
かなり無理でした
ベッドの下に入ったみたいだけど
死んでるかもしれないから
ちょっと見てみて
と言われ
私は
ベロアの羽根を思い
恐怖に怯え
泣きながら
クイックルワイパーでベッドの下をつつきました
その頃には
すっかり忘れていましたが
エイプリルフールでした
認めたくないけど
やっぱり
本当の弟なのかもしれません