湯西川温泉のお夕飯は、本館から橋を渡った専用のお食事処でいただきます。
これは、前回30年前からそうだったなぁ・・。
でも、あの頃はかずら橋では無くて普通の橋だったような・・。
橋のすぐ側に、混浴の露天風呂があって食事の後に入った記憶。
思えばあれが生まれて初めての混浴体験・・?(*v.v)ポッ。
女性には、赤いチャンチャンコ型の湯浴み着を貸して下さったので、
うら若い(爆)おじゃる☆でも、さほど恥ずかしくなく混浴することができたのねぇ~♪
現在のこのかずら橋は、有名な祖谷のかずら橋の同門によるもの。
(祖谷のかずら橋は日本三大奇矯の一つ、おじゃる☆の旅行記はこちら ♪)
源平の合戦に敗れ、散り散りとなった一門の中に
徳島の祖谷の山中に逃れた者たちがいた。
険しい山中の渓谷にかずら橋をかけ、敵方の気配がすれば蔦を斧で切り落とし
敵を先に進めないようにして、己らはさらに山の中に逃げ込む・・。
こうして時代を生き延びてきた祖谷の平家の落人たち。
そのかずら橋をこの館にかけたいとの願いが、
祖谷の同門の方々の好意によって叶い、平成6年10月に完成したもの。
当日、この場所で行われた鎌倉頼朝会との和睦式の後、
手を取り合っての橋の渡り初めが行われた。
これにより、源平800年の恩讐は消え去り、
以後、お客様の「縁を結ぶ橋」として、ここに存在しているのだそうな。
ちなみに、祖谷のかずら橋は高い渓谷で
橋の底板の隙間が大きいので足を踏み外して落ちそうで怖いが
ここのはまったくそう言った恐れはないので安心して渡れる(笑)。
赤いじゅうたんの敷かれた「平家隠れ館」。
到着時は係りの方がいて、部屋名と氏名を告げると
食事場所を案内して下さる。
平家落人の人々が、隠れ住んだ時代を想像できるような茅葺建物。
一階には大広間があり、前回は確かこの辺りの部屋で食べたような・・。
廊下に掲げられた女将の写真。
30年前はたぶんこの先代?先先代?の女将が
十二単姿で各囲炉裏をまわって記念撮影してくれたの(笑)。
しばらくは家にあの写真あったけど、どこ行ったかな?^_^;
今回は、半露天風呂付きのお部屋だったので
お食事も階段を上がった2階個室の囲炉裏部屋。
すでにこのようにお料理がセッティング。
「霜月囲炉裏懐石」
これ文字も素晴らしいけど、この絵も全部料理長さんが描かれているのだって!
しかも毎月変わるんだよ~~♪
料理ができて、字も上手くて、さらに絵も描ける!!
天は二物を与えたなぁ~~(笑)。
まずは美しい氷の器に、八塩鱒と岩魚のお造り。
小鉢の中には日光産の生湯葉も。
八塩鱒、メッチャ脂乗ってる~~!!
見て、この綺麗なオレンジ色♪
新鮮で甘くて美味しい~~~(*^。^*)。
最近山のお宿ばかり泊まっているので
各地の名物鱒のお造りが食べられて嬉しいよ(笑)。
群馬だったら沼田のギンヒカリだねww。
こちらは前菜の盛り合わせ、吹き寄せ風。
石川芋 秋の風味、鶏竜田揚げ、ます子、紅葉麩、
えごま豆腐、菊花しいたけ、干がら、時雨煮。
板長さんの文字が達筆すぎてちょっと苦戦(爆)。
でも見た目にも美しく食欲をそそるお料理ばかり!!ヽ(^。^)ノ
そしてもちろん食べても美味しい♪
酢の物として、鹿肉の叩き。
これ、酢の物なんだ?(笑)
うわぁ!!これ、今まで食べた鹿肉で一番美味しい!!ヾ(@^▽^@)ノ
臭味も無くて柔らかくて、たくさんの薬味のおかげでさっぱり!
もっと食べたぁ~~い♪
お凌ぎの粒蕎麦と、火をつけたばかりの伴久特製平家落人鍋。
珍しくお酒を頼んでみたら、甘いけど濃厚でおじゃる☆にはとても無理(爆)。
ほとんど旦那が飲みました(笑)。
お料理がたくさんで、囲炉裏の炭火焼きを忘れてたぁww。
真っ黒焦げになった、一生べら(笑)。
鶏肉と山椒・味噌を混ぜて叩いたもの。
でも大丈夫!! 香ばしくって美味しい(*^。^*)。
岩魚の塩焼きは、写真撮るの忘れて尻尾の方食べちゃった!
こんな恰好ですみませんww。
他に厚あげ焼きと、お餅があったがそちらも写真忘れww。
ここで栃木和牛の石焼きが登場!!
アワビ付き♪ヽ(^。^)ノ
すっごい豪華!!
これでもか!?ってくらいに挑んでくるお料理(爆)。
栃木牛もサシの入った柔らかぁ~~い部分で
一つ目は、そのとろける美味しさに、ビックリ!!о(ж>▽<)y ☆
二つ目を食べて「あら?ちょっと脂が重い・・?^_^;」
三つ目は、半分食べてもう無理!!(爆)
いやぁ、やっぱ年寄りにはサーロインより赤みだわww。
ものすごい美味しさだっただけに惜しかったし、申し訳なかったけど・・。
お肉が出たので、ご飯も早めにお願いしてしまったのも敗因かもね^_^;。
でも、お肉にはどうしてもご飯が欲しいおじゃる☆!!
そのせいで、このあとのお料理ほとんど手を付けられず・・(T▽T;)。
焼き物、山里風味 合鴨朴葉焼き
ひぃ~~~ん、今見ると惜しくて涙が出そう・・(爆)。
蒸し物、百合根蒸し鉢 菊花あんかけ
もうお腹いっぱい、無理ぃ~~~o(TωT )。。
火が通って食べごろになった落人鍋にも全く手が付かず・・。
まだ後ろにお団子も残っているのが写ってるww。
ブラックホールの胃袋を持つ男、うちの旦那でさえ珍しくギブアップの図(爆)。
そうとうに悔しかったらしく、食べきれなかったお料理お部屋に持ち帰ってた。
担当が若いイケメンの男の子だったけど、嫌な顔一つせず持たせてくれた(笑)。
でもこれは別腹なのねぇ~~♪
なんでこれだけは食べられるのか、本当に不思議ww。
熟して甘~~いメロンと、自家製杏仁豆腐♪
先にお帰りの別の個室のお客さん。
同年代らしき男性が「量が多すぎるよ!!」
と冗談めかしながら怒って帰って行ったけど、気持ちはわかる(爆)。
どれもあまりに美味しいので、一つ残さず食べたいのに
どうしても入らないこの口惜しさww。
昨年泊まったお宿の中で、間違いなく美味しいお料理部門 第1位です。
またかずら橋を渡ってお部屋に帰ります♪
お腹重たい・・。(´д`lll)
次回、朝食編と感想にて本家伴久最終回です。
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