丸沼温泉、湯めぐりの続きです。
標高2000mの空の上
天空の足湯ですっかりクールダウンして
いよいよ本日の目玉!!
丸沼温泉の環湖荘さんに向かいます。
といっても、白根山ロープウェーも同じ丸沼高原なわけですから
車で10分もかからないような、ほんのすぐ近く。
金精峠に続く国道120号から
案内板に従って丸沼へと左折すれば
いきなり『環湖荘』の大きな表札。
木漏れ日の射す、丸沼の林道をさらに進むこと約2km。
木々の間からのぞく丸沼がなんとも綺麗!!ヽ(^。^)ノ
穏やかな湖面が、静けさを物語っているでしょう?
もう少ししたら、ここも紅葉で賑わうんだろうなぁ・・。
丸沼湖畔沿いのこの道路の突き当たりに環湖荘はあった。
なんだか・・・・でかいΣ(・ω・ノ)ノ!
噂にだけは聞いていたが
おじゃる☆が勝手に想像していたのは
丸沼湖畔にある、釣り人相手のボロ宿・・・。
だけど温泉だけはなかなか良い・・みたいな?ヽ(;´ω`)ノ
こ、これはボロ宿どころか
平均値よりかなりハイグレード。
格式高きリゾートホテル・・のような雰囲気ですぞ。
ホテル前の駐車場は、宿泊客専用らしいので
ちょっと離れた、お食事・お土産の『湖畔亭』さん寄りの駐車場に停めた。
湖畔亭さんの前から、環湖荘に歩いて向かうと
このような立て看板があって
その時の日帰り入浴の可否が表示されている。
うぇ~~~~!?(T▽T;)
本日日帰り入浴できません。
ホンマかいなぁ~~~?
ちゃんと電話で確認して来たっていうのに!
まぁ、電話で2時過ぎならOKと言われたのだから
とりあえず何とかしてもらえるのではなかろうか・・と、フロントで聞くことにする。
奥日光国立公園
丸沼温泉 環湖荘 HP
住所 群馬県利根郡片品村東小川4658-7
電話 0278-58-2002
玄関入口・・・。
透かし模様入りのデザインガラスといい、彫刻入りの欄間といい・・。
ほら、やっぱりなんか想像してたのと全く違う世界やわ・・。(;´Д`)ノ
↑ 勝手にどんなひどいのを想像していたのか・・(^_^;)。
木の温もりある引き戸ながら、ちゃんと自動ドア―。
中に入ると、フロントマンさんがきっちりとした対応で入浴OK。
目の前のピカピカした階段の広さに、ちょいとビビる。(笑)
いやぁ、階段だけでなくて至る所ピカピカだし新しいし、高級感溢れまくりだ。
先ほどのフロント前の中階段を上った先のこちらのラウンジ。
ここまでちゃんとフロントマンさんが案内し
お風呂の場所をご説明してくださった。
なんと!!立ち寄りでも、この家族風呂も利用できるの♪
ま、一人1000円も払ったんだから当然と言えば当然・・かも?
あーーーそうそう、料金は一人1000円ね。
釣り宿だから500円って、勝手に思い込んでたのだけど・・(爆)
これで1000円なら仕方ないわよねヽ(^。^)ノ
日帰り入浴時間は、何かで1時からと見たのだけど、この日は2時から。
日によっても違うと思うし、何しろここまで行ってアウトだと泣くに泣けないので
ここを目的地として向かう場合には、必ず電話確認をお勧めします。
で、これがその女湯(左暖簾)と家族風呂(右木扉)ね。
清潔広々、明るい脱衣所。
洗面台は2ヶ所でこちらもゆったり。
ドライヤーから、化粧水・乳液などのアメニティーまで
一通りは揃っている感じ。
感じ・・・というのは、実は使っていないから良くわからないのだなぁ。(笑)
ちょうど家族風呂が空いているというので、じゃあそこから入ろう!!
と、旦那をまず家族風呂に入れておいて・・。
う~~~ん、明るくてなかなか素敵な浴室。
このタイルに描かれた壁のヒメマス。
これをもって『ヒメマス風呂』というのだろうなぁ・・。
しかし・・・男湯の『ニジマス風呂』を
温泉本などで見知っているだけに、複雑な心境・・・・(T_T)。
そうか、やっぱり女湯はこんな扱いなのね・・。
浴槽は広く、湯口の反対側にはジャグジーもあり・・・。
なんの臭いもしないけど、循環なんだろうなぁ・・。
なぜか、『ジャグジー=循環』の固定観念ができあがっておる(^_^;)。
それでも、湯口にはうっすらと温泉成分の白い凝固物が見られる。
ふーーーーーーーん。(。・ε・。)
と、思いながら画像が撮れたことに満足して家族風呂へ戻った。
家族風呂は『みずばしょう』と『しゃくなげ』の2ヶ所があり
中から鍵をかけることで貸し切りで使用できる。
奥の『しゃくなげ』には先客さんがいらっしゃったので
脱衣所も湯船もお二人様でいっぱいのこじんまりした造り。
でも、ちゃんと洗い場もあるし
人様を気にせずゆっくりできて、とてもいい。
単純温泉(中性低張性高温泉)
泉温は43度くらい。
家族風呂には、ぬる湯と熱湯があり
こちらの『みずばしょう』はぬる湯と表示されていたのよ。
これでぬる湯だったら、熱湯はどんなに熱いんだろう・・・。
と、帰り際に無人になった『しゃくなげ』に偵察に行ったら
あちらの方が温湯だった(笑)。
そして何よりも素晴らしい事に
ふわ~~~っと広がる温泉の香り♪
座禅温泉と同じような石膏臭なのだが
浴室が狭いので、充満していてより香りを楽しめる。
浴槽が小さな分、お湯の入れ替わりが早くて鮮度も感じられる。
ph7.2で、温泉らしい滑らかさの中に、肌に感じるキシキシ感。
湧出時47℃の源泉を加水も循環もすることなく
源泉そのままに掛け流して利用している。
ん?湯口がありませんでぇ~~~?┐(゚~゚)┌
と湯船の中を良く見たら、手前側の壁に丸い穴が開いていて
そこからどんどん投入されていた。
おじゃる☆が入ると、ざばぁーーーーーーーー!!と
極端に湯量が減るのだが(爆)
あっという間にまたなみなみといっぱいになり
再びざーーーーーーーーっと音を立てて、オーバーフロー(*^_^*)♪
新鮮なお湯を堪能したら、いよいよ大浴場へ!
と言ってもおじゃる☆はそんなに期待感はないんだけど・・(^_^;)。
家族風呂もヒメマス風呂も、両方カメラに納めたので
残すは、期待のニジマス風呂だぁ~~~~!!ヽ(^。^)ノ
でもこればかりはおじゃる☆ではどうにもならんので
旦那に
カメラ持って行って良いよ~~~~♪
Σ(~∀~||;)・・そ、それは俺に撮って来いという事か!?
うん、撮れたらでいいよ~~~~♪ イヒ(^_-)-☆
たぶんこのおじゃる☆の言葉は、旦那の耳には
『男なら何がなんでも撮って来い!!』と聞こえたに違いない(爆)。
ビビりまくりながら、ニジマス風呂に向かう旦那を見送って
おじゃる☆は先ほどは無人だった隣のヒメマス風呂へ入ったのだが・・。
そこは先ほどの静けさとは無縁の、賑やか幼稚園に変貌を遂げていた。
脱衣かごはほとんどが使用され、空いてるところを見つけて脱ぎ脱ぎ・・。
嫌な予感を抱きつつ、浴室に入れば・・・。
えっと・・・ひぃふぅみぃ・・・・。
若いお母さん3人、ちっこいお子ちゃまが・・・7人?8人?
カランで掛け湯をしながら、鏡越しにチラチラ数えてみるが
ちょこまかとせわしなく動き回るので、正確に数えられません(^_^;)。
まぁこんな時もあるさ・・と湯船に沈む・・。
幼稚園軍団が湯口側に陣取っているので
自然とおじゃる☆は、ジャグジーの方に追い込まれる・・。
それでもギリギリの場所で耐えていたら
ついに始まった、水泳教室(爆)。
湯船の半端な広さがあだになりましたな・・。(TωT)
いくらなんでも、他に客がいるのにそれはなかろう・・と
一言言ってやろうかと思ったけど・・・。
こちらは立ち寄りで入浴させていただいてる身。
せっかくお泊りで楽しんでいるのに、おじゃる☆の一言で
楽しいバカンスが嫌な思い出になっても・・なぁ。
・・と、そうだ!!!ヽ(^。^)ノ
速攻で、その場を去り、さっきの家族風呂に戻る♪
ヒメマス風呂、滞在時間3分(笑)。
幸いにも、家族風呂はまだどなたも使用しておらず
その後、旦那との待ち合わせ時間まで、静かに湯あみを堪能しました♪
でも、よくよく見たら、ヒメマス風呂も源泉掛け流しだったのね(笑)。
その後旦那と合流。
ちなみに旦那の行ったニジマス風呂は
毎日午後9時から翌朝までが、女性用になるので
宿泊しない限りは、女性はこちらには入れないみたいね。
待ち合わせの時間似にいつものように遅れてきた旦那。
「どうだった?」
と聞くと
「いやぁ~~、混んでた!!」
あらら・・・( ´(ェ)`)
「でも、何枚か撮れたよ。」
と渡されたのがこれだぁ~~~ヽ(^。^)ノ
うひょひょ~~~~!!!
これよこれ!!ヽ(^。^)ノ
広々とした浴室に、これまたプールのような湯船。
その真ん中には1m超はある大きなニジマス!!
その口からは惜しげもなく湯が溢れだす。
浴室の左右は、どちらも大きな三角窓。
木漏れ日と緑の饗宴がぁ~~~!!!
ニジマス・・・クジラにも見える(爆)。
壁には、二つの水槽がはめ込まれ
岩魚と山女魚が悠々と泳いでいます。
すご~~~~い!!
混んでいたのに、よく撮れたねぇ~~~(≧▽≦)
と興奮冷めやらぬおじゃる☆に
うん、だって最後まで粘ったから無人になった!
だって。
今も誰もいないから、行ってみる?
行く行く~~~~~~~~~~~~~~!!ヽ(^。^)ノ
と、ちょっくらお邪魔してしっかりこの目でも確かめてきました。
いやぁ~~~、評判通りの素晴らしい浴室だったわぁ(*^_^*)。
ここはぜひ、入浴してみたい!!!
いつか泊まりで・・行かなくっちゃねぇ♪
ちなみに、冬は閉館してしまいます。
釣り好きな人にはたまらないお宿なんだろうなぁ。
温泉好きにもたまらないけどね(^_-)-☆
ちなみに、帰りに気づいたのだけど
幼稚園軍団はおじゃる☆と同じ日帰り入浴でした。┐(゚~゚)┌