つらつらと008 足並みを揃える重要性3 | 繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

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最寄り駅4つもあるけどどこからも遠く、戸越銀座とパルムとの大商店街からは見事に外れ、視認性のない二階であり、専用階段入口は大通りから入った路地にある。そんなわびしさこの上ない場所で、平凡な初老オヤジがいつか繁盛させたいなとの日々のブログです。

達成したい盛業具合に
乗せていくまでの備忘録。
嘘でも基本、
仕事できる男のテイで綴ります。
だいたいこんな順序で
ボチボチやっていきます。
①過去の反省をする。
 →?足並みを揃える。
  →③コンセプトを見直す
   →④納期を決める
**************************************
 
『足並みを揃える』
というプロセスは、
簡単に終わらないのであります。
 
やはり、
ミーティングの内容が
違う方向性に走ってしまいました。
 
本格的なMTGをやる前に、
きちんと資料を作り、
どういう意図で、
どういう内容をするのかを明示して、
説明もしたんでありんすが、

かなり違う事がなされます。
 
これが不思議な所で、あります。
 
でも得てしてそんなものだと思うのです。
 
ドラッカーも
集団や組織の抱える問題点として、
ベクトルを合わせる事に
労力が費やされる事を指摘していたかと
思い出すのであります。
 
日常業務で
お互いイラッとしたことを
指摘し合うというのが、
当MTGの内容なのでありますが、
 
出てきたといいますか、
挙げられた事は、

詳しく説明しますると、
こんな事でありました。
 
・学生盛りが欲しい
・インスタ映えするものが欲しい
・このエリアの販促レスポンスが悪い
・ずっと前から言ってるが、外から見える照明が欲しい
・冬だから、チゲ豆腐とか欲しい
・強気なキャッチコピーが必要

こんなものは、
クソの役にも立たないと思われます。

そこは逐一指摘しても、

また次のMTGには、

「青空市のモツ鍋はどうしようか」

などと、
これから繁盛店にしていく為に
ベクトルを合わせていこうという
足並みを揃える内容とは
まるっきり無関係の議題がなされます。
 
それはそれで
放ってもおけないので
処理はするのでありますが、

それで90分という限られた
貴重なMTG時間の
70分くらい浪費するのであります。
 
全くもって意味がない。

のであります。
 
上記に挙げたものは、
いかなる他の目的のMTGとしても
クソの役にも立たないのでありますが、
それは次回につらつらするとしまして、
 
今、
弊店に必要な
足並みを揃える為に行うMTGにとっても
さらに意味がないのであります。
若干時間押してはいたものの、
少しツッコンでMTGをしていきました。
 
そうすると、

やっとこさ、

ようやく、

イカした発言が出てきました。
 
「サラダの提供が遅せえんだよ。」
 
「キッチン忙しいのは分かる。
 俺はよく手余るが、
 お客さんの使った皿は洗えても、
 仕込みの時に使われたものは洗いたくねぇ。」

よーし、よーし。
そういう事やぞ!
 
と感じつつ、
少しづつでも、
お互いムカつき合うMTGを
執り行っていきたいと思うのであります。
 
結局、
飲食業の場合、
全ての基本はQSC、
クオリティ、
サービス、
クレンリネスにありまして、
 
そこの現状の改善が、
何より大切なのであります。
 
そういう基礎というか基本を無視して、
上っ面の
やれ季節メニューがどうたらとか、
やっぱりホットペッパーが必要とか、
食べログでもRettyでもとか、
店内装飾とか、
無料サービスとか、
新たな施策をいくら議論しても、
クソの役にも立たないのであります。
 
クソの役にも立たない事ばかり追うので、
お客さんからの支持が
それなりに好評であっても、
普通の集客力しか持てないのであります。