ヒーローに会えないときには | おバカな2人の二人三脚

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 ふたりで楽しいお気楽生活。 胸を張って前を向いて歩きましょ。

子供の頃のテレビ

先日のこと。あとで観たい番組があったので録画予約しようと思ったら、テープが一杯でした。
他にもテープは山のようにあるけど、空きを探すのは面倒だし、かといって今さらVHSのテープなんか買うのも気がひける。
結局、録画は諦めました。 まぁ、大した番組じゃないから観れなきゃ観れないで構わないし。

今や大容量のディスクを内蔵したレコーダーが当たり前。 未だVHSで録画のスペースに悩まされる我が家は時代遅れかもしれません。
でも、自分の幼少時代を思い返すと、隔世の感があります。

子どもの頃といえば、テレビの主導権は父親が掌握しておりました。
仮面ライダーやウルトラマンは見逃すこのできない大事な番組。 普段どおりなら父親は仕事中です。
しかし、たまーに運悪く休暇なんかで家にいたりして、そうなると、僕がどんなにライダーやウルトラマンを愛していようが関係ありません。 テレビの前には父親がどっかと腰を下ろし……。
当時、録画装置なんてありゃしなかったし、テレビも一家に1台がデファクト。
「あぁ、今日はライダーが観れない」 と、ただ泣き寝入るしかありませんでした。

でも、そうやって、”我慢” というものを覚えたような気がします。
今の子どもたちは、満たされています。 録画しておけばいいんですからね。
テレビに限らず、いろんな面でも満たされています。
豊かな国になったんだから当たり前といってしまえばそれまでですが、最近、ふとニュースなどを観てて感じるのは、我慢を忘れた(あるいは我慢を知らない)子どもや若者が増えたなぁということ。
自分の思うとおりに生活していて構わないのですが、時と場合によっては、ぐっと堪えるということも必要だと思います。

ビデオテープからずいぶん話が飛躍してしまいました。 ま、なんだかんだ言って、おじさんとしては羨ましく思うわけです。