青空を背にそびえる勇姿

『雲ひとつない青い空に似合うもの』
さて、キミなら何を思い浮かべるかな？

おそらく、答えを富士山と二分するであろう、東京タワー。
背の高い構造物は数あれど、その容姿の美しさは、今なお世界に紹介される。
夜、ライトアップされた姿が印象的だが、青空を突く姿も悪くない。

東京タワーの完工式は、1958(昭和33)年の今日 執り行われた。 今日で４９歳である。

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「うわぁ高いなぁ」
「真下から見上げると迫力あるね」
「階段で上ってみようか」

東京タワーに最後に上ったのはいつだろう。 小学生の時の社会科見学かな。
展望台からの景色ってどんなだっただろう。 ぜんぜん覚えてないけど、きっとその当時は、高い建物がほとんどなかったんだろうなぁ。

「東京タワーの想い出ある？」
「そうだなぁ、ゴジラとかモスラとかキングギドラとかガメラとか」
「何それ？」
「東京タワー見てるとキングギドラが壊す場面を思い出すんだよね」

墨田区に第２東京タワーができる予定だけど、この現・東京タワーはどうなっちゃうんだろう。
エッフェル塔みたいに、観光目当ての施設として残すのかな。
でも電波塔としての役目を終えてしまえば、維持費の面からも存置は難しいだろうし……。

「展望台からウチ見えるかなぁ」
「ウチから見えないってことは、こっちからも見えないんじゃない？」
「なんか真面目でつまんない答えだなぁ」

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今度、久しぶりに東京タワーに上りたいと思う。
もちろん、抜けるような青空の日に。