日本の礼儀作法と幸せを感じる生き方をお伝えしている魅せるマナーコンシェルジュ新倉かづこです。
心のこもった手紙をいただくとその方の温もりを感じて嬉しいものですね。
手紙を書いているときはその人のことを思っているわけですから『思いやりとは相手を想う時間』だと言えるでしょう。
同じ手紙を書くのでしたら『社交辞令』の無味乾燥な手紙はやめて『あなただけに』と思わせる気の利いた言葉を書きたいものです。
手紙はすぐに書け。
思いを込めて書けば心が通じる。
たった一枚のハガキが人を動かす。
伝えたいことは迷わず一筆したためて投函しよう。
私が感動した丸山敏雄先生の言葉です。
やはり書く時の『タイミング』が大切ですね。
今は何でもメールやLINEで済ませている時代。
これではなかなか自分の気持ちが相手に伝わりません。
ハートマークなど絵文字をたくさん入れてるだけでは幼稚性を感じます。
言葉のボキャブラリーがどんどん退化してしまいますから、出来るだけ豊かな言葉で表現したいものです。
特に目上の方へのお礼はメールではなく手書きの文字で心を込めて書くことです。
その点お気に入りの美しいハガキでしたら、そんなに畏まらなくてすみますね。
5〜6年前でしょうか。
年賀状を送った年下の方の返信がメールだったことにがっかりしたことがあります。
これでは失礼に値します。
やはり余程の事情がない限りは手紙は手紙で返すことです。📩
ナルミサロンでは会報誌を隔月、会員さんにお送りしているのですが、私は必ずお一人お一人にカードを添えて一言二言メモを書いています。✒️
そのときは皆さんの顔を思い浮かべながら想いを馳せる貴重な時間です。✨✨
年賀状もそうですが、やはり一言だけでも手書きで書かれていると温もりが感じられて嬉しいものですね。
返事を書かなければならない人はまず手書きの文字が一言でもあるかどうかで判断します。
印刷文字だけだと、そんなにお付き合いもないから『まあ、いいか』と返信しないこともあります。
相手との絆を深めるには何と言っても手間暇かけて書いた手書きの文字は感動するものです。
ここ数年、私は好きな薔薇の花のハガキを印刷して、いつでも書けるように準備しています。
そしてすぐ礼状をしたためる。
後始末の出来る人になりたいと思っています。
人に何かしてもらったらすぐ礼状を書く。
あなたも面倒がらずに一筆箋でもいいから気になる“あの人に”書いてみませんか。
ナルミサロンでは会員限定で紳士淑女の基礎講座を毎月項目を変えて開催しています。
9月は『手紙の作法』です。
少人数制ですが、毎回レギュラーで参加してくださる会員さんが増えてこの基礎講座を始めて本当によかった。
コミュニティを主宰している私にとって、やはり…私の心が喜ぶことをやるのが一番だと思い日々活動しています。
こちらの写真は先日『食事の作法』で会員さんの星美幸さんが撮影してくださいました。
穏やかな表情が気に入りました。😊
ほほえみ贈り💞新倉かづこ