美しいマナーと幸せを感じる生き方をお伝えしている魅せるマナーコンシェルジュ新倉かづこです。



私は『言葉』をこのうえなく大切にしています。

いい言葉を使い続けると言霊となって現実となってやってきます。

逆にぞんざいな言葉を言い続けていると『あの人は敬いのない人だ』と思われて信用されないでしょう。



📕心に染み入る日本の美しい大和言葉📗

著者/高橋こうじ様


先日『ママこの本読んでみて』と娘からプレゼントしてもらいました。

美しい絵もたくさん描かれていて読みやすく、瞬く間に読みきりました。

外来語や簡略化した言葉に押されて長く愛され、用いられてきた本来の美しい大和言葉が日増しに忘れ去られているだけに、この本は日本人の心を取り戻してくれるに違いありません。



そしてこんなにも艶やかで柔らかで温かい言葉があったのかと驚きを覚えます。

一日一回は使いたい大和言葉の数々。

そういえばこのような表現があったなと懐かしさを感じる場面が幾重にも出てまいります。



例えば…

☆『チョー素敵だった』▶️『このうえなく素敵だった』


☆『嬉しいです』▶️『嬉しゅうございます』


☆『ご遠慮なくお召し上がりください』▶️『お心置きなくお召し上がりください』


☆『泣けました』▶️『目頭が熱くなりました』


☆『感動しました』▶️『胸に迫るものがありました』


このように置き換えただけで溢れる思いが伝わりますね。

 


顔のパーツで口だけは一つ。

『余計なことは言わず、慎みを持って話しましょう』という意味にも取れますね。



大和言葉とは・・

太古の昔に私たちの先祖が創り出した日本人固有の言葉。

またその伝統の上に生まれた言葉です。

大和言葉が日本人の心に染み入るのは日本の風土の中で生まれた言葉だからです。



ナルミサロンでは会員さん限定で紳士淑女の基礎講座『日本の礼儀作法』を毎月開催しています。

この『大和言葉』も取り上げることにしました。


写真は9月の『手紙の作法』の様子です。


3月からスタートした基礎講座。

下記の内容を開催しています。

『お付き合いの作法』

『動作の作法』 

『言葉の作法』

『敬語の作法』

『服装の作法』

『食事の作法』

『手紙の作法』

『ホテルでの作法』

『冠婚葬祭』

『お金の作法』

『参拝の作法』

『生き方の作法』

『大和言葉』 等々

次々とやりたいことが出てまいります。


会員さんと共に学び、礼儀作法を身につけていく基礎講座です。

ご興味・ご関心をお持ちの方は、下記の新倉かづこオフィシャルサイトをご覧いただきお問合せください。



さてこのブログにいくつかの大和言葉を書いているのですが、どの言葉かわかりますか?

それでは今日も一日お疲れ様でした。

ごきげんよう。




ほほえみ贈り💞新倉かづこ


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日本の礼儀作法と幸せを感じる生き方をお伝えしている魅せるマナーコンシェルジュ新倉かづこです。



心のこもった手紙をいただくとその方の温もりを感じて嬉しいものですね。

手紙を書いているときはその人のことを思っているわけですから『思いやりとは相手を想う時間』言えるでしょう。



同じ手紙を書くのでしたら『社交辞令』の無味乾燥な手紙はやめて『あなただけに』と思わせる気の利いた言葉を書きたいものです。



手紙はすぐに書け。

思いを込めて書けば心が通じる。

たった一枚のハガキが人を動かす。

伝えたいことは迷わず一筆したためて投函しよう。  

私が感動した丸山敏雄先生の言葉です。

やはり書く時の『タイミング』が大切ですね。



今は何でもメールやLINEで済ませている時代。

これではなかなか自分の気持ちが相手に伝わりません。

ハートマークなど絵文字をたくさん入れてるだけでは幼稚性を感じます。

言葉のボキャブラリーがどんどん退化してしまいますから、出来るだけ豊かな言葉で表現したいものです。



特に目上の方へのお礼はメールではなく手書きの文字で心を込めて書くことです。

その点お気に入りの美しいハガキでしたら、そんなに畏まらなくてすみますね。



56年前でしょうか。

年賀状を送った年下の方の返信がメールだったことにがっかりしたことがあります。

これでは失礼に値します。

やはり余程の事情がない限りは手紙は手紙で返すことです。📩



ナルミサロンでは会報誌を隔月、会員さんにお送りしているのですが、私は必ずお一人お一人にカードを添えて一言二言メモを書いています。✒️

そのときは皆さんの顔を思い浮かべながら想いを馳せる貴重な時間です。✨✨



年賀状もそうですが、やはり一言だけでも手書きで書かれていると温もりが感じられて嬉しいものですね。

返事を書かなければならない人はまず手書きの文字が一言でもあるかどうかで判断します。

印刷文字だけだと、そんなにお付き合いもないから『まあ、いいか』と返信しないこともあります。



相手との絆を深めるには何と言っても手間暇かけて書いた手書きの文字は感動するものです。



ここ数年、私は好きな薔薇の花のハガキを印刷して、いつでも書けるように準備しています。

そしてすぐ礼状をしたためる。

後始末の出来る人になりたいと思っています。



人に何かしてもらったらすぐ礼状を書く。

あなたも面倒がらずに一筆箋でもいいから気になるあの人に書いてみませんか。



ナルミサロンでは会員限定で紳士淑女の基礎講座を毎月項目を変えて開催しています。

9月は『手紙の作法』です。

少人数制ですが、毎回レギュラーで参加してくださる会員さんが増えてこの基礎講座を始めて本当によかった。

コミュニティを主宰している私にとって、やはり…私の心が喜ぶことをやるのが一番だと思い日々活動しています。



こちらの写真は先日『食事の作法』で会員さんの星美幸さんが撮影してくださいました。

穏やかな表情が気に入りました。😊

ほほえみ贈り💞新倉かづこ


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🌼食し方が変わる🌼

『同じ釜の飯を食う』という諺がありますが、私は会合の時など共にお食事することをずっと大切にしてきました。

特に家族との食事は毎日のことなので極めて大切ですね。

 


お食事はなんでもいただきますが、やはり一番好きなものは和食です。

よく人からフレンチやイタリアンが好きそうなイメージだと言われるのですが、やはりご飯が大好きなのです。



子どもの頃から当たり前と思っていた、左側にご飯そして右側に味噌汁。

このように置き場所が決まっているのをご存知の方が多いことでしょう。

たとえ左利きの方であっても置き場所を変えてはならないとされています。



それは何故なのでしょう⁇

右と左では左の方が尊いというのは『古事記』の物語から読み取ることができます。



それは、黄泉の国から帰り着いた伊邪那岐神(いざなきのかみ)が左目を洗ったら天照大御神が…

右目を洗ったら月読命(つくよみのみこと)が生じたという物語。

右大臣よりも左大臣の方が位が上だった。



また宮殿は南を向いて建てられていて、天皇の玉座から見ると日が昇る側が左側になる。

東が尊い方角とされるのはそのためである。



このように日本人は古より最も尊い位置にお米を置いて、感謝の気持ちを持って食してきました。

従ってご飯は左側に置かなくてはいけないのです。



なるほど…と納得しました。

無意識にやってることでも意味を知ると、本当に味わい深いものですね。

このような意味を知ることで、食し方が変わっていきます。

ご飯粒を残さず丁寧にいただく。

箸の持ち方も丁寧に扱うようになる。




食前は自然に手が合わさり『いただきます』と唱えて大自然の恵みに感謝する。🙏

食後はまた手を合わせて『ご馳走様でした』と唱えて人々の働きに感謝する。🙏

素敵な作法の心得ですね。



特に殿方がこのような作法を心得ていると、『できる人❣️』思われること間違いなしでしょう。



ナルミサロンでは毎月紳士淑女の基礎講座で『礼儀作法』を学んでいます。

ぜひ日本の素晴らしい作法を身につけていただきたいと心からそう思います。

今日は午後から『食事の作法』を開催します。

今から楽しみです。



ナルミサロンのお問合せは下記の新倉かづこオフィシャルサイトをご覧ください。



ほほえみ贈り💞新倉かづこ


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🌏地球は行動の星

地球は常に太陽の周りを動いています。
私たち人間も行動している人に天が味方するのだと実感している今日この頃。


『地球は行動の星だから、動かないと何も始まらないんだよ』

斎藤一人さんの言葉が浮かびます。

確かに思っているだけでは何も始まらないですよね。



身体を動かすことだけでなく、

声をかける、電話する、話し合う、調べる、勉強する、本を読む、手紙を書く・・等々

一見『静』と思えることも行動の一つ。

そこに相手がいるからこそ何らかの行動を取る。



なんと言っても『相手への思いやりがあるかないか』ですね。

人間だから『あの人は好き。この人は嫌い』という感情は仕方ないけれど、どうあっても礼節は必要だと思います。



礼儀と礼節という言葉。

似ていますが

『礼節』は『礼儀に対し、節度が加えられていること』状況や相手に応じて程よい礼儀を示すことです。

そのために必要なものが相手に対する敬意や慎みの心。

常に相手のことを考え、相手が心地よく思うような心の伴った礼儀のことを『礼節』と言います。


さて自分は…あなたは…いかがでしょう。



話は戻りますが、

行動すればするほど、色々な壁にぶつかります。

その壁を乗り越えていくことが人生の醍醐味なのかもしれません。



何もしないで人生終えるよりも、
自分を信じてやりたいことをやる。
☆人から『あなただからこそ』とお願いされて気持ち良く動くすなおな人。

(もちろんお願いの仕方にもよりますが…😆)
☆我を張らず、その場その場を大切に生きる人
私はそのような『すなおな人』が好きです。



意地を張るのが1番よくありません。

自分が疲れるだけですから。

意地はな〜んにもいい結果が生まれません。



また何かの使命感に燃えている人は『受けきる』という覚悟のある人。

素敵だな〜と思います。


さて、私はどうか・・・
全て自分のことに置き換えて振り返ってみると、行動力がまだまだ足りない。


そう思われないかもしれませんが、私は子どもの頃から意外と消極的な性格でした。

よく小学校の通信簿に『もう少し積極性があったらいいのですが』と書かれていたほどです。

だからこそ一歩踏み出すと、諦めず最後まで全うする良いところもあると思います。😁



そして行動の前に『自分の動機』
何か決めようとするとき『この動機は美しいか、美しくないか』・・
それを判断基準にしています。


ほほえみ贈り💞新倉かづこ


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🥀ほほえみ贈り🥀

新倉かづこオフィシャルサイトには『ほほえみ贈り〜幸せを感じる生き方〜』をテーマにしています。

なぜ『ほほえみ贈り』をキーワードにしたのか、今日はその理由をお伝えします。



お母さんが赤ちゃんに乳を含ませるときに微笑んでいるお母さんの表情。

なんとも美しい慈愛を感じます。

この子に将来自分の面倒を見てもらおうと考えているお母さんはいません。



『いっぱいおっぱいを飲んで大きくなるんだよ』

『しっかり生きていくんだよ』と

我が子の成長を願って乳を含ませているお母さんの無報酬の愛を感じるからです。



人は守るものがあるからこそ強くなれる。

人は愛する者を守るために生きている。



こんなに恵まれた日本でも、幼児が飢餓状態で亡くなっている親の虐待事件を耳にするといたたまれなくなります。



もう数十年も前のことでしょうか。

中国の四川で巨大な地震がありました。

その時の新聞一面に書かれていた言葉が目に止まりました。

『赤ちゃん。私があなたを愛していたことを忘れないで』



その時、瓦礫の下から機動隊が見つけた20代の若き母親の亡骸のお腹の下には、生後5ヶ月の男の子が生存していたのです。



もうダメだと母親が覚悟した瞬間、携帯に

『赤ちゃん。私があなたを愛していたことを忘れないで』と遺言を書いたのでしょう。

なんと…子どもを守るために四つん這いになってお腹に空洞を作って亡くなったのです。



なんとしても子を助けなければ…という強い愛。

誰しも持っているはずです。



機動隊の皆さんが亡骸の前で頭を下げて祈っている一面の新聞記事に釘付けになったことを時々思い出します。



その子どもは当然成人されてご結婚もしているかもしれませんが、母の存在はなくてもいつも心の中に親の愛を感じて強く生きていることでしょう。


母の愛、父の愛…

親の愛はどこまでも深く、子を守るために愛していたことを託していく。



常にほほえんでいる姿こそ、本当に強くしなやかな愛だと思います。

ほほえみは優しくて強い。

ゆるぎない愛を感じます。



ほほえみ贈り💞新倉かづこ


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