休日の朝のことです。
2017年ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたこのお店（2018年版では残念ながら外れています）。
行きたいな。と思っていても、ついつい足が向かなかったのですが、お店から「チャーハンやめます」とのアナウンスがあって、これは食べておかなければ。ということで向かいました。
チャーハンの売り切れは早いらしいので開店の40分前に到着するとすでに2人待ち。
店頭ベンチが置かれているのでそのまま座って開店を待つことにしました。
営業時間案内。スゴく長時間営業されてますね………。
ちょっと雨がパラついたりしていましたが、開店前にはお客さんが続々とやってきて並びは30人以上になっていました。
皆さんあと3日くらいで終了するチャーハン目当てなのかしら。
そんなこんなで開店を迎えて、僕も入店して券売機まで。
辛味噌ラーメンとチンピラチャーハンの食券を購入して、店員さんに案内されたカウンターに座ります。
卓上。調味料が色々あるので必要とあれば後で使ってみよう。
食券を店員さんに渡した際に野菜大盛出来ますよ。と言われたので、どんな量か分からなかったのですがついつい意地汚くお願いしてみました。
厨房の中は3人いて、道路に面した所に中華鍋用のコンロがあって、そこで野菜を炒めたりチャーハンを作ったりしています。
そして厨房の真ん中あたりに麺茹で機があって、逆サイドにスープの寸胴がある。そんなレイアウトになっていました。
興味深く見ているとチャーハンとラーメンを作る人は別で、チャーハンは1個1個中華鍋を振って作っているので、待ち時間が長いです。
チャーハンはだいたい15食くらい用意しているらしく、開店前に並ばないと売り切れる。という状況でした。
やがて僕のオーダーの番になって、チャーハン、ラーメンの順に配膳されました。
辛味噌ラーメン￥820+野菜大盛+チンピラチャーハン￥750です。
￥1570のランチは正直高いと思いましたが、チャーハンを食べられる唯一の機会だったのでそこは置いといて。
増量した野菜。ニラとモヤシをパッパッと炒めた感じでシャキシャキのちょっと上（生寄り）の食感です。
卓上には刻みニンニク。スゴく馴染みがあるのでもちろん投入します。
野菜ニンニクをラーメンに入れて出来上がり。
さて、食べて行きましょう。
自分で入れ過ぎないように調整したニンニクはこのくらい。味噌ラーメンに合わないワケがないのでスゴく期待してしまいます。
味噌スープは突出した特徴が無い少し甘めの味噌味ベースに辛みが上乗せされているオーソドックスな味わいで、万人受けしそうだな。という感想を持ちました。
メンマも入っていましたが、ちょっとどんな感じだったか忘れてしまいました。
チャーシューは脂身がふんだんに入ったモノで以前はもっとボリュームがあったんだとか。
そもそも以前を知らないのでそこは特に問題無くて、僕はただ目の前のチャーシューを味わって食べましたです。はい。
ついついビジュアル的に天地返しをしたくなってしまい、その結果がコレです。
黄色い太麺は食べごたえがあってスープに負けてない感じですが、ラーメン二郎を食べ慣れていると量が少なめに感じてしまいます。多分この感覚はごく一部の人だけの共感を得られるんだろうなぁ。
そしてチャーハン。チンピラチャーハンという辛いメニューです。
唐辛子がふんだんに入れられていて、タレも……このタレは以前桜台フードフェスタでこのお店がラーメン二郎桜台駅前店に提供したチンピラ玉子のタレと同一で。
僕がフードフェスタに行った時にはすでにチンピラ玉子は売り切れていて、桜台の店主さんがタレだけ恵んでくれたりしました。
そのタレを絡めて食べるチャーハンは具材は角切りチャーシュー、ネギ、玉子とシンプルで味付けはピリ辛よりちょっと上の辛さ。といった塩梅。
チャーハンを単品で頼むと野菜入りの味噌スープが付くみたいです（今となっては不要な情報か）。
ラーメンもチャーハンもレベルが高くて流石に両方完食するとかなりお腹いっぱいになって、とても満足できました。
店員さんの接客態度もスゴく良くて、ご飯モノがあるときの回転の悪さを除けばとても良いお店だと思います。
逆に回転に問題があったからこそご飯モノをやめてしまったのでしょうが……。
満足して食べ終わって外に出てみると行列は30人以上。小さいお子さんを連れたファミリーなんかもいたりしてスゴい人気だなぁ。と。
帰りは健康の為に野方あたりをブラブラ散歩することに。
西の横綱「秋元屋」。何食べても旨いお店で、特に味噌ダレが最高。また行きたいなぁ。
たこ焼 蛸郎………。
有名な野方食堂。開店前ですが待ち客がいました。
行きたいお店のかなり上位にいるので、都合をつけて訪問しよう。っと。