大和三山の1つ畝傍山(うねびやま)の麓で橿原神宮のすぐ隣にある陵墓が初代天皇、神武天皇 の陵墓です。
神武天皇
は、天照大神
(アマテラスオオミカミ) の子孫で『古事記』『日本書紀』の内容から神話上の天皇とも言われています。
『古事記』には137歳で亡くなり『日本書紀』には127歳で亡くなったとされています。壬申の乱の際に大海人皇子が神武陵に使者を送って挙兵を報告したという記事があります。
『延喜式』によると、神武天皇陵は、平安の初め頃には、東西1町、南2町で大体100m×100mの広さでありました。貞元2年(977年)には神武天皇ゆかりのこの地に国源寺が建てられたが、中世には神武陵の所在も分からなくなっていました。
しかし、江戸時代の初め頃から神武天皇陵を探し出そうという動きが起こり、何箇所か候補があったなか、現在の場所に定められています。
幕末からの何度かの大修築を経て、今はとても広大で神聖な雰囲気をしています。
この長い参道を見ていただいてもわかるように、まるで神社でもあるかのように広いです。
奥に見えるのが神武天皇陵です。
ここへ来ると、事実かどうか実在してたかどうかはさておき、さすが初代天皇の陵墓だと納得してしまう荘厳な場所です。
ぜひ、訪れてほしい場所です。
・橿原神宮
・橿原アルル
・だんご庄
神武天皇陵(じんむてんのうりょう)
(住所)奈良県橿原市大久保町
駐車場 なし
ですが、橿原神宮のすぐ北側なので橿原神宮の駐車場から歩いていくことが出来ます。
橿原神宮を訪れたさいには、ぜひ立ち寄ってください。
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