崇神天皇陵は、天理市柳本町にある古墳時代前期の前方後円墳(帆立貝形古墳にも分類される)です。
龍王山の斜面の先端を利用して造られており、全長は242メートルあり三輪山の山麓に築かれた大和・柳本古墳群の中でも、渋谷向山古墳(現景行天皇陵)に次ぐ大きさです。
元々は、この古墳が景行天皇陵とさせててのですが幕末の修陵の完成直前に崇神天皇陵に取り替えられました。
崇神天皇 は、3世紀から4世紀初めにかけて実在した天皇と捉える見方が少なくなく、この時代は邪馬台国の時代の後半と重なることになります。ですので、卑弥呼の弟だったのではないかという説や卑弥呼の後継の女王であった台与の摂政だったという説などがあります。
他にも色々、説があるのですが詳しくは、崇神天皇についていずれ別の記事で書こうと思います。
長くなりそうなので...
この古墳を調べれば詳しいことが分かるのかも知れませんが、宮内庁管轄なので一般人はもちろん研究者も中に入ることはできません...天皇のお墓なので当然といえば当然ですが。
しかし周りの風景に溶け込むこの大きな古墳は、見ごたえがあると思います。
・黒塚古墳
・長岳寺
崇神天皇陵(すじんてんのうりょう)
または、行燈山古墳(あんどんやまこふん)
(住所)奈良県天理市柳本町
駐車場あり
古墳の手前に、あります。6、7台は停められると思います。
土日以外は、ほぼ満車の心配はないと思います。
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