リレーの選手 | 宮崎直哉のブログ「子羊としての千年よりも、獅子としての一日」
リンカーンの芸人運動会を、相方と見ていて思い出した。

実は、生まれつき足は早くてこれまでリレーの選手に選ばれなかった事はなく、足には自信がある。
(リレーの選手に選ばれないということ自体が困難)
中距離も長距離も、走る事には万能だった。

ところが小6の時、他校との連合運動会で1500m走に出場した時、周りが速すぎて20人中真ん中位になってしまった事がある。

学校の代表として出ているにも関わらず、恥ずかしくて、途中で応援してくれている同じ学校の友人たちに手を振ったりしてごまかすという卑怯な手に出た。途中で勝負を捨てたのである。競馬と同じで陸上は1位以外は負けだと心得ていたからだ。

帰り道、順位の書かれた完走証書のようなものをくしゃくしゃにして、東電の社宅の隅に捨てて小便をかけたほど悔しかった。証拠隠滅である。(同じ事を算数で30点を取った時もやった。テストは「証明」で、全然勉強していなかったので裏の余白に蝶の絵を描いた。)

今振り返っても顔から火が出そうである。
あの運動会はもう一度やり直す事は出来ない。

やっぱり普段から堂々と先頭を走っていられる様トレーニングが必要だと感じる。

そしてごまかすのは一番恥ずかしい。

あの恐怖と恥は二度と味わいたくない。

以上、本日は小学生ネタ三連発でした。

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