人間の不安や恐怖はひとつの妄想です。
恐怖と不安を感じている自分がいる。
これだけです。
実際に起こるかもしれない事態が起こる実際の確率は
10%ぐらいなものです。
仮に起こったとしても、最悪のシナリオにはならずに
終わる場合がほとんどです。
人は自分自ら不安をあおって自作自演しているのです。
なぜそんなことをしてしまうのでしょうか?
それは過去と同じでいたいからです。
人には今の現状から抜け出したくないという性質があります。
つまり変化を恐れる性質です。
本質的に人は過去に固執し、ぬるま湯に浸っているほうが
楽なのです。
困った、困ったと言いながらも、今の現状でいたいと
思っている自分がいるのです。
もちろん、幸せは突然、降ってわいたように目の前に
展開するわけではありません。
それに今、現実にとても辛い環境にある場合は
いきなり、幸せになるというのは現実味がありません。
最初にステップがあります。
まずは自分に「幸せになることを許可」するのです。
幸せになることを許します。という言葉を自分に
なげかけてみるのです。
自分で自分の足首を掴んでいることを自覚するのが
第1段階です。
これを踏んで、まずは過去の呪縛から自分を
解き放ちましょう。
過去と未来は決して同じではないのです。
この錯覚に気づくことです。
今のこの瞬間が未来を作るのです。