一日ママ体験!!
復興支援のための一日ママ
銀座で創業50年以上の老舗の美容室ROSAさんでお支度
さすが毎日ホステスさんを何十人もしあげてるだけあって
早い!上手い!丁寧なのにお安い!
レトロな雰囲気の店内
出勤前のスッピンのホステスさんたちの憩いの場所でもあります
着物の襟も抜き気味
鏡にいつもと違う自分が映ってます
こちらは有名なポルシェビルの前で
そして今回チイママ務めてくれることになった、小枝雅与ちゃんと
本物のグレのさゆりママと
雅与ちゃんもすっごいサマになってる
売り上げの全てを被災地に送るためのチャリティータイムは通常営業前の6時から8時
開店と同時にたくさんのお客様
すぐに38席は埋まってしまいます
日本一の高級クラブとはいえ、意外とこぢんまりしてるのです
うわわわ
あっという間に立ち飲みのお客様
入りきれないお客様
どどどどどうしよう(@_@)(@_@)
黒服さんたちが対応してくれるものの帰ってしまう方も
そりゃそうだ
チャリティとはいえ、お席につけなかったら気分を害してしまうのも当然
そんな中、他のお客様が座れるよう
チャリティだけして、短時間で席を譲ってくださったお客様
外で時間をつぶして戻ってきてくれたお客様
助かりました
やっぱり銀座で遊びなれている殿方は違う
北の湖親方や渡辺淳一先生
美ST撮ってくれた野村カメラマンや出版社の皆さん
そのほか銀座の夜の世界をしきってらっしゃる常連さんなど
黒服さんに「なお美ママ、あちらのお客様についてください」
「なお美ママ、○○さんがお帰りです、お見送りお願いします」
と、耳打ちされるとささっと移動
ひとつのテーブルにだけずっと付くことはありません
忙しい忙しい
でもお酒を作ったりするのは黒服さんやお店の女性
タバコに火をつけるのもママはやりません
銀座ってライターじゃなくマッチで火をつけるんですよ
やっとお店が落ち着いてきた頃
旦那はんがお客様として登場
小田原から駆けつけてくれました
カウンターのすみっこで、一人水割りを傾けてます
ママ姿の私を見て、ひとこと
「いいじゃん」
だって
これ、彼の最上の誉め言葉だから嬉しい
「いっぱいだったら俺、立ち飲みでいいよ」
と大人な態度
ふたりっきりになると子供みたいなのに、ちゃんと気遣いしてくれる
銀座のママをやると、男性の器量が見えますね
これは今回の大きな収穫です
どんな舞台に立っても、最前列から後ろのほう、すみっこのお客さんにまで楽しんでいただけるよう神経つかいます
そんな点、女優業とママの仕事も似ているところがあります
さてさて、2時間はあっという間に過ぎ
週刊ポストさんの取材を受け
一日ママの任務終了
終わってアフター
銀座のホステスさんは、お店のあとお客様と食事にお出かけするのが常なんです
私のアフターは、旦那はんが連れ出してくれました
おととい仕事でごいっしょした和知シェフの店・マルディグラが歩いて1分の距離に
旦那はんも、こんな私と銀ブラするの初めて
せっかくだから、もっと一緒に歩きたかったな
林真理子さんなんかすっかりはまってしまって
しょっちゅうママやってるみたい
最初は反対していたご主人も、お店に来てくださるそうです
貴重な体験をさせていただきました
ご来店くださった皆さま
グレのさゆりママはじめスタッフの皆さま
ありがとうございました
この取材記事は10/31(月)発売の週刊ポストにて掲載されます