原作は角田光代先生
内容
主婦であり銀行員の主人公が横領して堕ちていく物語
原作より登場人物や設定を省いてオリジナルキャラクターを登場させることで繋いでいる
見て思ったのは偽物の月というのがわかる
でも、深みが薄れてしまっていたかな
時系列に沿って堕ちていく主人公と、冷静に生きている周りとの温度差を感じるけどね
虚構と現実の差ね
ただ、逃げていく終盤の何分間かあれは生きてる感じがあったなあ
あの瞬間は本物だったように思う
原作とは違うラストでもあり、新しい始まりを予感させる
好みは別れるだろうな