子どもの表情をみながら「読み聞かせ」 | 英語えほんの森

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英語絵本のエキスパート、家庭料理カノサー(研究家)モラー直子のブログです。
英語絵本、英語教育、そして子どもの教育についてアメリカから発信しています。

間も無く3歳を迎える、なみこちゃんが遊びにきました。

えほんが大好きなみこちゃんとえほんをたくさん読みました。

 

 

お父さんはアメリカ人、お母さんは生粋の日本人。

カリフォルニアに生まれ育ち、生活言語は英語8割、日本語2割。

お母さんはなみこちゃんが日本語を忘れないように、できるだけ、

日本語のえほんの読み聞かせをしています。

 

なみこちゃんは、英語でも日本語でもえほんが大好き。

 

いつもは膝の上に座らせて、抱っこして読んだり、並んで一緒に座って読むのですが、昨日は対面で読みました。

 

この方がページをめくりながらなみこちゃんの表情が見えるからです。

 

「表情をみながら読む」

なみこさんの小さな頭の中で起きてることが手にわかるように、顔にでてきます。

 

「スイカの種を飲み込んでしまったワニさんは、お腹がゴロゴロしてきて、なんだか様子がおかしいと。。。心配になります。

 

もしかしたら、種が芽をだし、お腹が膨れてくるかも、耳からスイカのツルがのびてくるかも。。

 

その時、大きなげっぷとともに口から種が飛び出しました!」

 

というお話を読んだ時、

 

ページをめくるたびに顔の表情が変わります。

 

いろいろな描写がちいさな頭の中でくるくるとでてきて、回っている様子がわかるのです。

 

「共感」、「同情」、「投影」 それぞれの心の動きが手にとるように見えます。

 


そして、種が口から飛び出してきた時の「安堵感」

 

それは、大きな微笑みとして現れました。

 

えほんを読み聞かせながら、ちいさな子どもの持っている素晴らしい感性に

浸った午後でした。

 

Happy Reading♪