こんばんは!
癒しの声の専門家
柴田梨歩です。

お世話になった方の
葬儀があり
九州まで泊まりで
行っておりました。

恩師のお母様の葬儀
だったのですが

お母様にも何度かお目にかかり
お世話になっておりました。

存在自体が癒しの
凛としていて、でも慈愛に満ちた
素晴らしい方でした。


お茶の先生であり
お能、お謡いの先生でもあり
本格的な和食のお料理が
それはそれはお上手な
日本女性としての
見本の様な方でした。


側にいて下さるだけで
ありがたい存在でした。

それだけに
そのお母様の訃報は
私もとてもショックでした。

95歳の大往生でした。

10歳以上お若く見える
まだ生きていらっしゃるような
安らかな美しいお顔でした。


今回、一番心を打たれたのは
先生の喪主ご挨拶でした。

先生のお母様との
亡くなる直前の数時間の
出来事のお話でした。

先生とお母様は
先生が幼い頃に海岸を
手を繋いで歩いていた風景
幼い頃の同じ景色を
見ていた様でした。

そして最期の3時間は
目と目をじっと
見つめ合って
二人きりの時間を
過ごせたそうです。

お母様も先生も
涙が溢れてたそうです。

お母様は喋りたいけど
言葉にならなかった様でした。

何て幸せな
最期でしょう。

このような愛に満ちた最期を
終えられる方は
どれほどいるでしょうか。

それだけ先生とお母様の
心が深く結びついて
いたからの事だったのでは
ないでしょうか。


天国に安らかに
召されますように

心から
ご冥福をお祈り致します。

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