ダイエットカウンセラー・認定薬剤師の直田弥丈です。
「妊娠しやすい体づくり」のご相談を受けていて感じること。
不妊原因の約48%が男性側にあるにもかかわらず、なぜか男性が検査や生活習慣、食習慣の改善に消極的だったりすることが多い・・・
そこで、今回は最近増加している「二人目不妊」について参考になる記事があったのでご紹介します。
不妊治療実績では日本で有数の実績を持つ、神戸の英ウィメンズクリニック
の調査では、「二人目不妊の原因として卵管因子の次に多かったのが男性因子」だそうです。
「精索静脈瘤」は精巣(睾丸)の静脈にお腹から血液が逆流して、瘤(こぶ)状にふくれるもので、正常男性の15%、男性不妊症の40%以上に認められるそうです。右側より左側にみられることが多いとのこと。精索静脈瘤ができると血流障害で腫れが発生し、精索が圧迫され睾丸温度の上昇を引き起こし、精子を作る働きに悪影響をおよぼす(精巣は体温より2度ほど低い温度でよく機能する)と考えられています。
このように男性不妊で最も頻度の高い原因になっているにもかかわらず、あまり知られていないのが現実。
「精索静脈瘤」 精液所見の悪い方に専門医を紹介して検査していただいたら、「精索静脈瘤だった」というケースもあります。
「精索静脈瘤」は治療をして自然妊娠が可能になる可能性がある治療です。
ほとんどの方は自覚症状がないので気づきにくいですが、精液所見が悪い方はぜひ一度専門医の診察を受けることをおすすめします。
精液所見が悪く男性側に原因がある場合でも、不妊治療はホルモン剤、採卵、移植など女性の心身にかかる負担が大きいのです。
そしてもうひとつ大事なこと!
「卵子の老化」はようやく知られてきましたが、「精子も老化する」ことが注目されています。
男性の精子も年齢を重ねると「卵子の老化」と同様に受精能力が低下する可能性があるという研究を、独協医大越谷病院(埼玉県)泌尿器科の岡田弘教授らのグループがまとめられました。
コチラの記事です。
「精子も35歳から老化 受精能力が低下 独協医科大が研究まとめ」たとえ精子検査の数字が基準値でも、加齢によってDNA損傷精子が増えます。
精子の加齢リスクが高まる境界線は、多くの報告で「35歳」もしくは「40歳」だそうです。
高齢出産というとこれまでは女性だけの話でしたが、「精子の老化」も指摘されているのですから、「赤ちゃんを」と願うのであれば、男性の「今はまだいいよ」「とりあえずオレはいいよ」という選択肢はないかもしれません。
(カウンセリングの中で男性からのこのセリフはよく耳にします)
やっぱり妊活は男女同時にスタートが基本ですし、その方が良い結果につながっていると思います。
「精子も老化することが医学的に証明されました」の記事も併せてご覧ください。
http://ameblo.jp/nao-miya7038/entry-12064972138.html
今日はこんなところで。
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