ネフローゼ症候群で苦しむ若き旅人へ | ”秋山なお”の美粒ブログ

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 私も若い時は、この病気で苦しんだ。入退院を繰り返した。15歳から21歳までの多情多感の時期、この病と向き合った。それから、30年ぐらいぶりに、50代で再発して、ステロイドを投与してまた、すぐに元にもどった。しかし、今の私の中には、ネフローゼを再発するという恐れはない。さすがに、私も、過去4回ともなると、私にとってのネフローゼ症候群の原因が見えてくる。だから、その条件をみたさなければ、ネフローゼ症候群は、発症しないという思いがある。


 この世に生きている限り、すべてに対して、原因と結果がある。どんなものでも、そこに、時間軸があれば、その進行方向に対して、必ず、それを生む要因が、過去にある。病気もそうである。原因がわからない、それは、原因がひとつに特定できないから、目に見えないからである。ネフローゼ症候群も、また、他の病気もまた同じである。繰り返す、再発をするのは、病気を起こす原因のスイッチを押したからである。30年ぶりに、ネフローゼになった。なぜと思った時、あ、そうか、若い時と同じ信号を体にインプットしたからだと、直観した。その時、人間の体とは、実に精密に、できているものだと、これほど、素晴らしく、再現性のあるものはないと、感心したものだった。だから、同じインプット(その中で決定的な要因)を入れなければ、再発は起きないだろうし、逆に、今日でも、同じインプットすれば、必ず、再発はするだろうと確信している。


 人間の体も、この宇宙の成り立ちと同じのはずである。フラクタル構造である。生まれ、育ち、熟成し、老化し、そして消える。台風も、渦巻きもまた同じである。最近、ヒッグス粒子の存在が検証されたと報道されている。ヒッグス粒子は、質量をうむきっかけとなる粒子ということである。なにかすごく難しいことのように感じるが、それも、この宇宙が、この宇宙として形成する道筋をつけるものだと思えば、そんなものかなのである。それを作りだしたのでなく、そのありかを見つけたということ。それだから、依然として、なぜ、ビッグバーンが起きたのか、なぜ、ヒッグス粒子があり、それが質量をうみ、対称性の自発的な破れを誘発したのか、いぜんとして不明である。それが不明であれば、なぜ、この世があり、自分がいるのかも、いぜんとして不明である。しかし、想像するのは、この世はフラクタル構造、自己相似形の原則が何故か貫かれていることである。


 病気になった。 ある状態が変わった。不安定な状態である。秩序立っていたものが、乱れたということ、地震がおきて、がたがたと上下運動がおきたというのとおなじ、本来であれば、正常なところに、すべてが整い戻らなければならないのが、なにかひとつ、もとに戻らない状態が生じた、それが、病気である。その元に戻らないパーツ、それが、ネフローゼ症候群だということである。人によって、強弱がある。たまたま私がその部位が弱く、そして、そこが緩むのにも、ある条件があり、その条件が起きれば、そこが緩むというのと同じ。鍵の暗証番号と類似している。あるいみ、一回なにかの拍子で、病の道筋ができてしまえれば、それを固めるにも時間がかかるというもの。それが再発しやすい原因である。


 あの世の世界が見えてくると、だんだんとこの世のからくりが見えてくる。ステロイドは魔法の薬、体内のエネルギーをあげて、ふやふやにしているのと同じ。固まったものをほぐし、全体のレベルを上昇させている。だから、他の部位もあがる。ネフローゼの部位と同じ位置にくる。からだ全体からみれば、全部を異常状態にした。全体からみればある意味、異常状態で均一である。だから、異常状態だが、各部位は正常にもどる。偏っていたものが、均一状態になる、病気は治るという感覚である。


 ネフローゼで苦しむ若い旅人へメッセージを送らなければならない。病気は、そのものが偏っている状態、再発を繰り返したのは、(若い時3回再発をした。)、心が静まっていないからと気付いている。ちょっとしたことで、起こる。しかし、いったん静まれば、もう再発はしない。あとは、どうして心を静めるかである。そのキーワードは、共鳴と調和である。(Resonance & harmony )病という乱れを除去し、どうエネルギーを均質にして、体に調和を求めるか、しばらくしたら、書いていくが、実は、そのキーワードは、私が作り上げている微粒化装置の原理にもなり、ある意味、私が経営している会社の理念でもある。

そのキーワードこそ、時間軸に流転するものの本質だと、それに反すれば、必ず破壊がうまれる。私は自身の体で経験しているし、自ら作り上げた装置で、それを実証している。