過日のブログでも書きましたが・・・
田植え機による、植え付け作業が終ると、待っているのが、手植え作業。
田植え機登場により、作業効率が一気に高まりましたが、機械ではどうしても植えられない箇所が、必ず出てきます
そこは、手植えで修正します
ここら辺では、「うす植え」とか「おし植え」と呼んでいます
農業の大規模経営化、作業従事者の高齢化などもあり、近年、手植え作業を見かけることは少なくなりました。
私も、最初は面倒だし、疲れるし、ズブズブになるし、嫌でした
でも、作業をしているうちに、収量が上がることが、今更ながら気付くんですよね～。
祖父の世代の頃は、『少しでも収量を上げたい！』つまり、『稼ぎたい！』
その思いで、必死に愚直に田んぼに向き合っていたんだなぁ～ということに気付かされました
今の時代では、手植え作業に人件費をかけると、100％赤字になるので、組織としてはやらないというのも現実です。
ただ、手植え作業を行うことによって、昔の人の思い、田んぼの特徴やクセ、自分自身を見つめる・・・色んな効果があると私は思います。
手植え作業をした数日後、自分の足跡があることに気付き、田んぼの神様が、『お前、よう頑張った！』と、褒めてくれたように感じました。。。
いつまで、出来るか分かりませんが、出来る限りやっていきたい作業です。。。
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