現代麻雀用語(?)で、完全イーシャンテンというのがある。両面待ち+シャボで受け入れ10枚って形ですね。私はこの形は好まなくて、安全牌を抱える打ち方なんですけど、親だったりチャンス手だったら話は別です。


南斗のレイ~鳳凰卓日記~-eee1

さて、親でめちゃ勝負手です。ここで発を残して5mを切りますか?

ポイントは8pが枯れてしまって、この形を保つメリットは残り二枚の5mしかないところですね。5mを切った方が良さそうですが。。。。私はまさかの引きに備えて、発を切りました。すると、直後に対面からリーチ。


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想定された最悪の展開です


対面の待ちは58m大本命です。8mが序盤にポンされていて利用価値の低い7mを残して、早々と4mを切っている。もう一枚7mがあるのはほぼ確定でしょう。あと、これは確証はないけど、上家の7mにラグがかかったようにも感じた。58mが入り目である可能性に賭けて5mを切る選択肢もあるとは思いますが・・・・・一発目はやっぱり切れません。すると次巡に・・・



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はい、見事な6000オール逃しですね。(´д`lll)


ほんの一巡の切り遅れで、あがりを逃すのが鳳凰卓。ほんと、ギリギリの勝負なんですよね。

完全イーシャンテンの形は、結局は切ってしまうパターンが8割くらいはあるのではないでしょうか?そう考えると、中盤過ぎの場面で安全牌を抱えないのは甘いですね。猛烈に反省した局面です。


九段ですが、ここ10試合の3ラスでかなり遠くなりました。昇段チャンスを何度も逃したので予感はしてましたが、鳳凰卓はやっぱり甘くないですね(_ _。) 勝った後は必ず負けるもんです。

九段は長期戦で目指そう。